スツール(椅子)のおしゃれな導入事例13選│機能性と使用目的で選ぼう
一般的な背もたれ・肘掛け付きのチェアやソファなどに比べると、スツールは構造もデザインも簡易的というイメージがあるかもしれません。
スツールはかなりシンプルなタイプの椅子ですが、シンプルゆえに奥が深くデザイン性も機能も意外なほど多種多様。
使用目的やインテリアデザインにぴったり合うスツールを見つけるのには難しさを感じる人も多いかもしれません。
この記事では、スツールを賢く選べるよう、機能性や使用目的に合わせたおすすめのスツールをご紹介します。
スツールとはどんな椅子?
スツールは主に背もたれ肘掛けがないシンプルな構造の一人掛けの椅子のことです。
スツールは基本的には長時間座ってくつろぐことを目的としておらず、短時間だけ腰掛けることが想定されたデザインになっています。
スツールの中には素材やデザイン製にこだわった、インテリアとしての価値の高い製品も多数存在します。
スツールでも特に飲食店のカウンター席に採用されることの多いバースツール(カウンターチェア)などは、長く快適に座れるよう、座面のクッション製が高いタイプ、小型の背もたれが付いたタイプなどもあります。
機能性で選ぶスツールの選択肢5選│導入事例付きでイメージしやすい!
椅子を選ぶ際に外せない重要なポイントは「座り心地」です。短時間の着席を想定しているスツールも、もちろん座り心地は重要です。
下記にご紹介するような
- 座面がクッション性がある
- 体にフィットする曲線形状になっている
- 高さのある場合、小型の背もたれがある
など、座り心地の良さを含めた機能性に注目すると、スツールは選びやすくなります。
疲れにくいタイプ2選
C323|体にフィットする“座ぐり加工”スツール
こちらのC323は「シューメーカーチェア」とも呼ばれるタイプのスツールです。もとは乳搾りのための作業用の椅子を、靴職人が作業用に改造したものが原型と言われています。
このスツールの高さ43.5cmの座面には、体のラインにあわせた“座ぐり”と呼ばれる凹凸の加工が施され、やや低めの姿勢で長く座っても疲れにくいように工夫されています。
C224-CS|ユニークなデザインを選べる“座ぐり加工”スツール
こちらC224-CSも座ぐり加工のあるシューメーカータイプのスツールです。京都初のテキスタイルブランド「SOU・SOU」とコラボしたデザインとなっています。
座面に使用されていこの目を引くパターンのファブリックはデザインがユニークなだけでなく強度もあり、コントラクト空間における使用にも十分耐えうる設計となっています。
背もたれ付きタイプ2選
C211-S|高さのある木製スツール
C211-Sは高品質なレッドオーク材を使用し、クッション部分には上品なボタニカル柄のファブリックをあしらったアンティーク感のあるハイスツールです。
背もたれの配置に加え、緩やかにカーブした背面の脚部が後方への荷重も十分に支え、着席時の高い安定性を実現しています。
S024-S|スチール製フレームのバースツール
S024-Sのスチール製の直線的な脚部の印象は軽やかですが安定性は十分、高さと座り心地のバランスも優秀なスツールです。
座面下部の緩やかにカーブするプライウッドとスチール製脚部の組み合わせはミッドセンチュリー家具のデザイン製を彷彿とさせます。
シンプルタイプ1選
C276|ホールド感のあるシンプルスツール
C276は、脚部に使用されたビーチ材の木目と座面に張られたファブリックはどんなインテリアにも溶け込みます。
このスツールは驚くほどシンプルかつ小型でありながら、座面の緩やかなカーブが生むホールド感が上質な座り心地を提供します。
使用目的ごとのおすすめスツール8選│導入事例付きでイメージしやすい!
機能性の他にも、使用目的に合わせてスツールを選ぶこともできます。
デザイン性重視の木製・北欧風のおすすめスツール2選
C248S|ナチュラルモダンな背板付き木製スツール
C248Sはビーチ材の脚部と背もたれから自然へのリスペクトが感じられる、ダイニング向けのスツールです。
このスツールのナチュラルでシンプルなフォルムは、インテリアの王道である北欧デザインともよく馴染みます。
C264S|ウィンザーチェアを発展させた木製スツール
C264S は、椅子の定番の一つであるウィンザーチェアのデザインをスツールとして進化させました。全体を木製とし、どんなインテリアにもマッチします。
おしゃれなレストラン・カフェのためのおすすめスツール2選
C250S|丸みを帯びたフォルムのスツール
C250Sの座面は四角形ながら全体的に丸みを帯びたフォルムのスツールです。
座面の木枠がクッションより外側に突き出した独特のデザインは、クッション生地の擦り切れを防止する効果もあり、回転率の高いカフェやレストランにも導入可能です。
C331A|一部に木製パーツを取り入れたスチール製スツール
C331Aはシンプルながらスチール製のAラインの脚部デザインが印象的なスツールです。
座面は木製か数種類のファブリックの中から選択できます。カフェやレストランのカウンター席にこのC331Aを並べるなら、あえて座面のデザインをバラバラにしてみるのもおもしろいかもしれません。
楽しく学べる教室系(音楽・英会話など)のためのおすすめスツール2選
C250|楽器の演奏にも適した低めのスツール
このC250はC250Sと共通するデザインコンセプトですが、座面高さは45cmと低くなっています。
子供があつまる音楽教室や、体を動かして覚える英会話教室などではこのような丸みを帯びたデザインが安心です。
S024|安定感重視の集中しやすいスツール
このS024はS024Sの座面の高さを45cmとした、重心が低く安定性が優れたスツールです。
座面のクッションと小型の背もたれのおかげで長時間座っていても疲れを感じにくく、集中力を保ちやすいデザインになっています。
和やかに過ごすプライベート空間のためのおすすめスツール2選
S085I|木×スチールのコンパクトなスツール
S085Iは極めてシンプルなデザインに加え、41cmという座面の低さが特徴です。
ガーデニングの休憩用にウッドデッキに配置したり、靴を履くのに玄関に配置したりしておけば、大いに活躍するでしょう。
C286|存在感ある木製キューブ型スツール
キューブ型のC286は独特の存在感とキュートなデザイン製が特徴のスツールです。幼稚園や小児科クリニックの待合室など、和やかさを保ちたい空間によく似合います。
まとめ
スツールは住まいやカフェ・レストラン、自宅教室など、さまざまなシーンで活躍する使い勝手の良い椅子です。優れたデザインのスツールはインテリアの主役として配置することもできます。
スツールを選ぶ時にはデザインに加えて機能性・使用目的に注目すれば、最適なスツールを見つけ出すことができるでしょう。
- 最終更新
- 2023.08.08