おしゃれなハイスツールの導入事例12選|失敗しない選び方のポイントは?
ハイスツールはシンプルな構造の椅子ですが、素材・デザインのバリエーションは豊富です。インテリアの雰囲気やそのコンセプトに適したハイスツールを見つけ、コーディネートするのに難しさを感じる人も多いかもしれません。
この記事では、ハイスツールの賢い選び方や、素材別のおしゃれなおすすめハイスツールについてご紹介します。
ハイスツールとはどんな椅子?
背もたれ・肘掛けがないシンプルな形状の椅子をスツールと言いますが、特に座面高さが60cmを超えるような高さのものは「ハイスツール」と呼ばれます。
ハイスツールは主に、カフェ・レストラン・バーなどで高さが90cmを超えるようなカウンターに配置され、「バースツール」「カウンターチェア」などとも呼ばれます。
座った時の重心が高くなることによる不安定さを解消するため、ハイスツールには小さめの背もたれや肘掛けが付いたタイプも多くあります。
ハイスツールを賢く選ぶための3つのポイントは?
選択肢が多くても、下記の3つのポイントに注目して選べばベストなハイスツールを見つけることができます。
ハイスツール選びのポイント①|カウンターの高さに合わせる
ハイスツールの座面高さはカウンターの高さに合わせて選びましょう。ハイスツールの座面高さは、『カウンター高からマイナス30cm程度』の高さにすれば、快適に飲食できます。
ミドルカウンター(95cm)なら、65cmのハイスツールを選ぶ
ミドルカウンター(天板高さ95cm程度)なら、30cm下げた65cmぐらいの座面高さのハイスツールがぴったり合います。
座面高さ65cmぐらいなら、つま先が少し床面につく程度の姿勢になります。ハイカウンターより少し安定感のある座り心地になります。
ハイカウンター(105cm)なら、75cmのハイスツールを選ぶ
ハイカウンター(天板高さ105cm程度)なら、30cm下げた75cmぐらいの座面高さのハイスツールがちょうど良い高さになります。
座面高さが70cmを超えると重心が高くなり、座った時の安定感が損なわれやすくなります。
- 脚部がAライン型に広がっている
- 肘掛け・背もたれがある
- 座面に十分なクッション性がある
といったタイプのハイスツールであれば、重心が高くなっても安定感があり、長時間座っていても疲れにくくなります。
ハイスツール選びのポイント②|座面のクッション性
ハイスツールを選ぶ際には座面のクッション性の有無にも注目します。
カウンター席での飲食を想定したハイスツールは、ある程度長い時間座っていても疲れにくいデザインになっているものを選ぶと良いでしょう。
クッション性がなくても、座面に「座ぐり加工」(お尻や太もものラインに合わせて座面に凹凸をつける手法)が施してあれば、座りやすくなります。
ハイスツール選びのポイント③|素材とデザイン性
カウンター席は通常のテーブル席より目立つ場所にあるレイアウトも多く、ハイスツールは店内で大きな存在感を持ちます。
インダストリアル・ブルックリン系インテリアならアイアンやレザーを使ったスツール
北欧・系インテリアなら無垢材やファブリックを使ったスツール
など、インテリアのスタイルに合わせた素材・デザイン性のハイスツールを選びましょう。
おしゃれなハイスツールのおすすめ12選|導入事例付きでイメージしやすい!
疲れにくさ(座りやすさ)で選ぶおすすめハイスツール3選
C323S|座ぐり加工付きのハイスツール
高さは66.5cm、無垢ビーチ材の座面にお尻のラインに合わせた“座ぐり加工”で長時間座っても疲れにくいハイスツールです。すっきりとした細めの脚部が印象的で、あらゆるインテリアスタイルに調和します。
座面のカラーはナチュラルから暗めのブラウンまで3色用意されています。
C320S|座ぐり+背もたれ付きのハイスツール
高さ70cm、座ぐり加工を施した無垢材の座面と背もたれで、ゆっくり座っていられるハイスツールです。ウィンザーチェアの背もたれは木製であることが多いですが、こちらのハイスツールでは背もたれもスチール性とし、よりスマートで硬派な印象となっています。
座面のカラーはナチュラルから暗めのブラウンまで3色用意されています。
C224S-CS|ユニークなデザインを選べる“座ぐり加工”ハイスツール
高さ69.5cm、座面の座ぐり加工にユニークなパターンのファブリックを張ったハイスツールです。全体に有機的な丸みを帯びたフォルムにより、ポップで親しみやすいデザインになっています。
京都発のテキスタイルブランド「SOU・SOU」とコラボした張地は5柄15色から選べます。
アイアン製のおすすめハイスツール 4選
C311S|クッション性抜群のアイアン製ハイスツール
座面高さ70.5cm、背もたれと座面にモールドウレタンを使用したクッション性が非常に優れたハイスツールです。
この厚みあるクッションのおかげで、ハイスツールでありながら長く座っていても疲にくく寛ぎやすい機能性を備えています。
黒いアイアン製脚部とレザーライクなブラウンの座面がシックに映えるデザインになっています。コーデュロイタイプの張り材も選べます。
C321BS|背もたれ付きハイスツール(the old woodシリーズ)
座面高さ70cm、極細のアイアン製脚部と、パレットや建材からリサイクルされた木製の座面・背もたれを特徴とする“the old wood”シリーズのハイスツールです。
余分なものが全くない直線的なデザインからは、知性的な潔さが感じられます。
ニューヨークのブルックリン地区を連想させる、インダストリアルなカフェ、バーなどによく映えるデザインとなっています。
C321AS|背もたれ・クッション付きハイスツール(the old woodシリーズ)
座面高さ72cm、極細のアイアン製脚部と、パレットや建材からリサイクルされた木製の背もたれをもつ“the old wood”シリーズのハイスツールです。
このモデルでは座面はクッションになっており、張り地は布地・レザーを選択できます。
“the old wood”シリーズのハイスツールの中で、もっとも座りやすいデザインとなっています。
C322BS|シンプルさを追求したハイスツール(the old woodシリーズ)
座面高さ70.5cm、極細のアイアン製脚部とリサイクル木材の座面のみ、極限までシンプルさを追求した“the old wood”シリーズのハイスツールです。
背もたれを排することで、何十年もの時間を経過した古材だけが持つ風合いと、アイアンのクールな質感の調和が一層際立つデザインになっています。
木製のおすすめハイスツール5選
C206S|オーク材の75cmハイスツール
座面高さ75cm、背もたれ付きの木製ハイスツールです。オーク材を使用した脚部・背もたれはナチュラルカラーとダークブラウンから、座面はさらに複数の張り地から選択できます。
木の温もりをじゅうぶんに活かした、年代・性別をとわずあらゆる人にとって親しみを感じるデザインになっています。
C217S|北欧スタイルな木製ハイスツール
座面高さ70cm、細めの脚部が印象的な、背もたれ付きの木製ハイスツールです。
座面はクッション性があり、背もたれは肌あたりが良くなるよう滑らかなカーブを描いていて、体を優しく支えるデザインになっています。
自然への敬意を反映したフォルムとデザインが、北欧スタイルのインテリアによく調和します。
C217S-CS|ユニークなデザインの木製ハイスツール
座面高さ70cm、爽やかな花柄が目を引く木製ハイスツールです。木の明るい色合いと鮮やかなデザインのファブリックの組み合わせが、明るく華やかなインテリアスタイルによく似合います。
この座面のファブリックは京都のテキスタイルブランド「SOU・SOU」とのコラボによるもの。テキスタイルは5柄、各3色から選ぶことができます。
C211S|レッドオーク材のクラシックなハイスツール
座面高さ75cm、赤みがかった木肌が特徴のレッドオーク材を使用した高級感あるハイスツールです。垂直な脚部と厚みのある木材からは、堂々とした格式の高さが感じられます。
直線的なフォルムとレリーフが生むタイムレスなデザインは、重厚感あるクラシックなインテリアにもよく馴染みます。
C248S|ナチュラルモダンな木製ハイスツール
座面高さ74cm、クッション性のある座面と、背中に合わせたカーブを描く背もたれが座りやすいハイスツールです。下に向けて細くなっていく脚部のデザインで、軽やかな印象となっています。
シャープなフォルムと木の優しい質感を活かしたナチュラルモダンなデザインが、あらゆるインテリアにマッチします。
まとめ
ハイスツールはカフェ・レストラン・バーなどのカウンター席で、存在感を放つインテリアです。座面高さ・素材・座り心地などに注目し、インテリアの雰囲気に合わせて選べば、最適なスツールを見つけることができます。
- 最終更新
- 2024.03.19