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棚の選び方のポイントは?上手に収納して生活を快適に!注意点も解説

部屋や目的にぴったりな棚を選ぶのは意外に難しいもの。色や形といったデザインはもちろんサイズ、機能性など、さまざまな面で違いがあり、迷われる方が多いでしょう。とはいえ棚は気軽に買い替えられるものでもありません。棚選びに失敗しないために、棚の選び方のポイントを押さえておくのがおすすめです。ポイントを踏まえておけば棚選びに失敗せず、上手に収納して快適な生活を送れるでしょう。注意点も合わせて解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

棚の選び方は欲しい棚をイメージするのがポイント

棚の選び方で重要なのは「欲しい棚をイメージする」こと。漠然と棚が欲しいと思うと、候補が多く絞り込めなくなります。棚選びに失敗しないために、どのような棚が欲しいかしっかりとイメージしましょう。具体的には、以下5つのポイントを押さえるのが大切です。

何を収納するのか

棚に何を収納するのか、明確にしましょう。
収納する物のサイズによって、適した棚の大きさや内寸、形状などが異なります。例えば同じ本でも漫画を収納したい場合と、雑誌を収納したい場合で適した棚は違うでしょう。
「片付けたいから収納を増やそう」と安易に棚を増やすと、活用しきれなかったり棚そのものが邪魔になったりするかもしれません。後悔しないためにも、何を収納するか決めてから棚を購入してください。
何を収納するか決まれば、収納したい物の大きさや量に応じて必要な棚が絞り込めます。

どこに置くのか

棚をどこに置くのかも、重要なポイントです。
収納したい物をよく使う場所の近くに、棚があると便利です。特に使用頻度の高い物は、すぐ収納できると効率的に生活できます。
また、棚が生活動線を妨げないかも確認しましょう。どうしても棚を置くスペースが確保できない場合は、既存家具の位置を検討しなおすか、壁面収納できる棚の購入がおすすめです。
棚を置く場所が決まったら、幅・奥行を測りましょう。置き場所の寸法に合うかどうか、棚の外寸を確認してください。
棚の種類や収納物によっては扉の開閉など、出し入れのためにスペースが必要になる場合もあるので、実際に使う際に必要なスペースも考慮しておくのがおすすめです。

棚板が可動式か

棚板が可動式であれば、収納する物に合わせて調節できます。
棚板が固定式の場合は、収納物が変わると使えなくなるかもしれません。可動式であればたとえ収納物を売ったり捨てたりしても、高さを調整すれば違う物が収納できます。
特に棚板が買い足せるタイプや、ダボの間隔が細かいタイプであれば、より収納しやすくなるのでおすすめです。
棚板が可動する棚は収納力が高いのはもちろんですが、購入した棚が無駄になりにくいため経済的でもあります。

飾る収納・隠す収納どちらにするのか

収納物によっては隠す収納だけではなく、飾る収納もよいです。
例えば生活感が出やすい消耗品や、色・形が不揃いな雑貨など人目につくのが憚られる物は、隠す収納が適しています。
扉付きや引き出しなどが良いでしょう。
反対に食器や調理器具、趣味のアイテムなどであれば、飾る収納もおすすめです。扉などがなく、開放感ある棚を選ぶとディスプレイしやすいでしょう。
飾る収納は生活感を減らせるので、雑貨店のようなインテリアの部屋にしたい場合や、来客が多い場合にぴったりです。

他の家具・インテリアとの相性は良いか

既にある家具や部屋のインテリアとの相性も、大切なポイントです。
家具の色やテイストがちぐはぐだと、落ち着かない空間になります。棚の色やテイストを既存の家具やインテリアに合わせて、統一感あるおしゃれな空間を演出しましょう。
例えばホワイトの壁紙に合わせて白い棚にしたり、木目調の家具が多いなら同じく木目調の棚にしたりと、印象を揃えると落ち着いた空間になります。

棚の選び方の注意点

棚の選び方のポイントを押さえたところで、注意点も見ておきましょう。安全に生活するために、キチンと確認しておくのがおすすめです。

地震・落下を想定する

地震や落下を想定して棚を選びましょう。
日本は地震大国のため、いつ起こるかわからない地震に備えておくのも重要。東京消防庁によると、近年発生した地震による負傷の約30~50%が、家具類の転倒・落下・移動が原因です(※)。
棚が倒れたり収納物が落下したり、移動したりしないような製品を選びましょう。例えば転倒防止用の金具が付属している棚や、扉に耐震金具が付いており中身が飛び出さないようになっている棚などがあります。
棚が転倒したり収納物が落下したりすると、危険なだけではなく通路を防ぎ避難を妨げるリスクもあります。
災害に備え、安全性の高い棚を選ぶのがおすすめです。
※出典:東京消防庁「家具類の転倒・落下・移動防止対策ハンドブック」平成27年度版(参照2022-2-7)

耐荷重がどれくらいか確認する

耐荷重がどれくらいか、確認しましょう。
特に家電やミネラルウォーター、アルバムなど重い物を収納する場合は、棚板の耐荷重に注意が必要です。
軽い物なら大丈夫な棚でも、家電を置くと耐えきれないかもしれません。一般的な木製の棚の耐荷重は10~20kgが多いものの、中には耐荷重3㎏や5㎏までの棚もあります。
棚板が歪んだり割れたりするかもしれないので、棚を購入する際に確認してください。

棚の選び方を押さえて快適な部屋にしよう

棚を選ぶ際は「欲しい棚」をできるだけ具体的に、イメージしましょう。
棚が必要なら収納したい物があるはず。収納物によって適した棚は異なるので、何を収納するための棚をどこに置くのかしっかりシミュレーションしてください。
またインテリアに馴染むかどうかも重要です。棚の色やテイストが他の家具や部屋の雰囲気にマッチしないと、ちぐはぐなインテリアになります。収納物によっては、隠さずディスプレイした方が見栄えが良い場合もあるかもしれません。
棚の素材や色、形などを既存の家具やインテリアに合わせて、おしゃれな部屋にしましょう。

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最終更新
2022.11.24

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