人が集まるカフェテーブル!賢く選ぶ3つのポイントとおしゃれな導入事例12選
多くの人に長く愛されるカフェのインテリアでは、何度も訪れたいと思わせる居心地のよさが大切なポイントです。
デザイン性が高く機能的なテーブルを選んで、何度もリピートしてもらえるカフェを目指しましょう。
この記事では、
- カフェテーブルを賢く選ぶために注目すべき4つのポイント
- カフェテーブルのおしゃれなイメージ付き導入事例
などについてご紹介します。
カフェテーブルの選び方注目ポイントはこの3つ
カフェはターゲットを絞った個性的なコンセプトを持つ店が近年の一つのトレンドとなっています。
インテリアに関しては、話題性があると同時に、お客様にまた利用したいと思ってもらえるような実用的な工夫が随所に光るインテリアとするのが理想です。
カフェのテーブル選びで迷うときには、シンプルに下記の3つのポイントにフォーカスしてみましょう。
- 高さ
- 寸法
- 椅子との差尺
それぞれのポイントを押さえたテーブル選びのヒントを確認しておきましょう。
ポイント①:カフェテーブルの高さ|テーブル席とカウンター席
カフェにおける利用シーンごとのテーブルの高さは下記のようになります。
ローテーブル(座卓)…30〜35cm以下
基本的に椅子を使わず床に座る和室カフェのテーブル高さは30〜35cm程度が適切です。
この高さであれば床面の座布団や座椅子に座った状態で楽に飲食ができます。
ローテーブル…40〜50cm
座面が低めのソファにローテーブルを合わせる場合には、40〜50cm程度がおすすめです。
食事やラップトップを開いての作業などには不向きですが、コーヒーを飲みながら会話を楽しんだり読書をしたりするような使い方が可能です。
また低めのテーブルは空間を圧迫せず、広さを感じやすいというメリットがあります。
特にフロアの奥の方や大型の窓の近くの席を低めにすると、視覚的な広がりを演出する効果があります。
一般的なテーブル席やローカウンター…約70cm
約70cmという高さは一般家庭のダイニングテーブルと同じ高さで、ほとんどの利用者にとってなじみのある使用感となります。
フロア面積に十分に余裕があり、あらゆる客層に幅広く対応したい場合のテーブル高さとしては、ひとつの最適解といえる寸法です。
カウンター席…約100cm
高さのあるカウンター席を用意すれば、バーのような大人の雰囲気を演出することもできます。
フロアの窓際や厨房側などにカウンター席を用意するとおひとりさまの利用もしやすく、スペースの節約にもなります。
ポイント②:カフェテーブルの寸法|ターゲット層から大きさを想定する
四角いカフェテーブルの利用人数ごとの寸法は下記の通りになります。
- 2人掛け…75cm×75cm
- 4人掛け…120cm×75cm
- 6人掛け…180〜200cm×75cm
さらに大型のテーブルを配置すれば、おひとりさま利用の相席テーブルとして使用することも可能です。
ラウンドテーブルであれば下記のサイズであればゆったりと余裕のある使用感になります。
- 2〜3人掛け…直径70〜75cm
- 4人掛け…直径100〜110cm
- 5人掛け…直径120〜135cm
- 6人掛け…直径150〜160cm
ラウンドテーブルはグループ客でも席順を気にせず利用できる良さがありますが、一人当たりの面積は広く取る必要が生じます。
若年層やサラリーマンなどをターゲットとしたカフェであれば、テーブルの一人当たりの面積がやや狭くても大抵は問題なく運営できるでしょう。
その場合は少人数で利用できる席を多くレイアウトし、回転率を上げるのが効果的です。
客単価の高い層の利用を想定するなら、広さに余裕のあるテーブルを確保するなど、ゆっくり過ごしてもらえるような工夫ができます。
ポイント③:カフェテーブルと椅子の組み合わせ|利用しやすい差尺をセットにする
テーブルと椅子の組み合わせで失敗を避けるには、次のような方法がおすすめです。
- セットになっている製品を選ぶ
- 同一シリーズ内ででラインナップされているテーブルと椅子を組み合わせる
テーブルと椅子の組み合わせを自分で選ぶ場合は差尺(高さの差)に注目しましょう。
テーブルの椅子の座面との差尺は【身長の1/6程度】が目安です。それで、差尺は25〜30cmの範囲に納めればほとんどの人が快適に使用できる組み合わせとなります。
カフェテーブルは業務用を選ぶべき?
カフェテーブルは業務用でなければならないというわけではありませんが、カフェテーブルの品質では、次のような機能を持つ製品が理想です。
- 食器などの使用で傷がつきにくい耐久性
- 繰り返し清掃しても劣化しない耐水・対薬品性
一般の家具量販店で入手できるテーブルでも問題ありませんが、上記のような条件を満たす、高品質なものを選ぶのがおすすめです。
若い世代に人気の「無機質カフェ」におすすめのシンプルなテーブル3選
いま若い世代を中心に一つのトレンドとなっているのが「無機質カフェ」。
無機質カフェの内装はコンクリート打放しやステンレス製家具など、文字通り無機質なインテリアとなっており、スタイリッシュな空間が人気を博しています。
装飾性を抑えつつSNSなどで映える無機質さにアレンジを加えるなら、下記のようなテーブルを取り入れるのはいかがでしょうか。
CT33|杉材をリユースしたシンプルな角形カフェテーブル
CT33はかつて建築資材として使用されていた杉古材をテーブル天板として張り合わせた角形テーブル。
傷や褪色などをあえて残した無骨な質感で、無機質なインテリア空間に独自性を加味することができます。
最小60cm×60cmから最大90cm×180cmまで、導入しやすい豊富なサイズバリエーションをご用意しております。
CT32|古杉材をリユースしたおしゃれな丸型カフェテーブル
CT32では古味を帯びた杉無垢材をリユースし、ラウンドテーブルに仕上げました。
長形の杉古材を剥合(はぎあ)わせた板を円形に切り出した天板には、杉らしい木目が浮かび上がります。
無機質なインテリアの中でも良質なアクセントとして映えるテーブルです。
CT05|オーク材パケットフローリングを天板に仕上げたカフェテーブル
CT05ではオーク材のパケットフローリングを天板にリユース。時間の経過が生む味わい深い使用感が印象的なテーブルです。
フレーム部分には黒皮風塗装のスチールを採用し、無機質さとナチュラルな質感が同居するデザインに仕上げました。
オーソドックスなカフェに置きたいおしゃれな北欧風テーブルのおすすめ3選
オーソドックスなカフェのインテリアなら、ナチュラルな木の質感が活かされたテーブルはいかがでしょうか。
自然素材を上手に使ったテーブルは北欧インテリアを始めさまざまなスタイルのカフェに幅広く活用でします。
オーク材や杉材などの木目から自然のぬくもりが感じられる、オーソドックスなカフェにおすすめのテーブルには下記のような製品があります。
CT51|古杉材のサステナブルな大型カフェテーブル
CT51はリユースされた杉古材を全面にフィーチャーした、大胆なフォルムの大型テーブルです。
時間の流れの中で深まった杉の色合いや触感、かすかな香りなどは、カフェで過ごす時間にささやかな楽しさを添えてくれます。
テーブルを囲うように短辺方向にも着席することが可能で、大勢で相席できるスペースとしても活躍します。
CT36|シンプルで機能的で美しい、オーク材の大型カフェテーブル
CT36のデザインは、シンプルな有用性の中に宿る美しさを主眼に置いた「シェーカーデザイン」の哲学がベースとなっています。
オーク突板をフラッシュ構造で組み上げた天板は、長さ210cmを超える大型サイズでも女性二人で無理なく運搬できるほど軽量。
美しさと強さ、そして機能性を成立させた理想的な大型テーブルです。
CT01|オーク材の温もりと美しさが際立つカフェテーブル
CT01はオーク材の木目の美しさが際立つテーブル。
同シリーズで角形とラウンド型、さらに豊富なサイズバリエーションを用意しており、店内のインテリアで統一感を出しやすいモデルとなっています。
体験型カフェ・ノマドカフェなどで多目的に使えるおしゃれなテーブルおすすめ3選
コーヒーや食事、スイーツだけでなく、カフェの中でちょっとしたアクティビティを楽しめる「体験型カフェ」や、作業をしたい人にフレンドリーな「ノマドカフェ」にも安定した人気があります。
飲食に加えてさまざまな体験や作業にも使いやすいテーブルには、下記のようなラインナップがあります。
C287|キュートなフォルムの小型サイドテーブル
C287はビーチ材とファブリックという質感・特徴の大きく異なる素材を融合させたサイドテーブル。
幅40cm×奥行き40cm×高さ41cmというほぼ正六面体のキューブ状の躯体は、サイドテーブルとしてはもちろんのこと、スツールとしても使用可能なほど十分な強度があります。
ファブリックとビーチ材を反転させたデザインのバリエーションも用意されており、インテリアに変化やリズム感を生み出しやすくなっています。
CT24|チーク材をモザイク上に集成したユニークなカフェテーブル
CT24の大きな特徴となっているのはモザイク状のテーブルトップ。これはプリントではなくチーク材を集成したフローリング材を天板として使用したものです。
チーク独特の深い味わいと、ユニークなモザイクデザインがクリエイティビティを刺激してくれる一台です。
CT40|節ありオーク材の個性が際立つテーブルトップ
CT40は節ありのオーク材突板を使用したテーブルトップ。欠点とされがちな節も、美しく仕上げられると一つひとつ異なる個性となります。
天板の小口にはオーク材の無垢回し仕上げを採用し、細部にまで木のぬくもりが感じられる一台です。
高級カフェ・レトロカフェにおすすめの、ラグジュアリーなテーブル3選
カフェの中でも時代や世代を超えて根強い人気を誇るのが選りすぐりの調度品で高度にコーディネートされた高級・レトロ路線のカフェ。
高級カフェ・レトロカフェでは、他では味わえないような過ごし方ができるインテリアを目指しましょう。
下記のようなテーブルがおすすめです。
AT112|スチールとガラスの繊細さが光るカフェテーブル
AT112は硬質かつクールなテクスチャーの中にも繊細さが感じられる薄いスチールフレームにガラス天板を組み込んだ都会的なカフェテーブル。
フレーム・ガラス天板共にブラックで統一されたデザインからは、クラシカルな高級感が感じられます。
ゆったりと過ごせるソファ席のサイドテーブルなどにご活用いただけます。
AT108|ビーチ無垢材を使用した小型のサイドテーブル
At108はビーチ無垢材を使用した直径50cmの小型サイドテーブル。
高さは40cmと低めで、カフェだけでなくホテルの客室やラウンジなどでも幅広く活用できる1台です。
サイズを大型・楕円形にしたAT109と合わせてコーディネートしていただくこともできます。
AT114|3種類の素材から天板を選べるカフェテーブル
AT114は高級感のあるフレームに組み合わせる天板の素材をビーチ突板・人工大理石・ガラスの3種類から選べるテーブル。
インテリアの雰囲気に合わせて選ぶことも、異なる素材の天板を並べて配置してコーディネートに緩急をつけることもできます。
カフェ以外に応接室やロビーなどでもお使いいただけます。
まとめ
テーブルの高さ・寸法・椅子との差尺、さらにカフェでの使用を想定した素材の耐久性などに注目すれば、カフェのテーブル選びは簡単になります。
多くの人に長く愛されるカフェのインテリアは、デザイン性とあわせてお客様にとって快適な使用感となるものを選びましょう。
- 最終更新
- 2024.03.18