カフェに置く家具の選び方3つのポイント!
カフェは、サードプレイスとも呼ばれるリフレッシュできる空間の一つです。おいしい飲食メニューや丁寧なサービスと同様に、居心地の良い空間作りが大切です。
雰囲気が良く落ち着くカフェにするためには、家具選びも大切なポイント。カフェならではのおしゃれな家具であったり、使い心地が良かったりすることで、お客さまの満足度は高まるでしょう。
カフェに置く家具の選び方3つのポイントと、カフェで大事なテーブルの選び方を解説するので、基本を押さえて落ち着くお店作りを目指しましょう。
カフェの家具選びに悩まれている方は、ぜひ参考にしてみてください。
カフェに設置する家具の選び方は?押さえておくべき3つのポイント
カフェに設置する家具の選び方のポイントは大きく3つ。ぜひチェックしておきましょう。
提供内容にマッチした高さ&座り心地を追求する
お客さまがカフェで使用する家具は、テーブルと椅子がメインです。テーブルと椅子の高さ・座り心地が、提供内容にマッチしているか否かは、居心地を左右する重要なポイントになります。
テーブル・椅子の適切な高さは、メニューの構成によって異なります。例えばフード中心であればテーブルの高さ70〜72cm、ドリンク中心であれば高さ50〜60cmが使いやすいサイズです。
加えて、メニューに合った座り心地になっているかも大切です。例えば食事を楽しんでもらうのがメインであれば、沈み込みが少なく食事しやすい椅子が適しています。反対にコーヒーや紅茶を飲みながら、ゆったり過ごして欲しいのであれば、長時間座っていたくなるような柔らかいソファが適しているでしょう。
カフェの提供内容に合ったテーブル・椅子を用意すれば、お客さまの満足度が高まります。
コンセプトに則したデザイン性と効率の良さを重視する
お店のコンセプトに合ったデザインの家具を選びましょう。
お店のコンセプト・イメージと違う家具があると、違和感のある落ち着かない雰囲気になってしまうかもしれません。例えば洋風のカフェに和風の家具が設置されていると、ちぐはぐな雰囲気に。極端な例ではありますが、ミスマッチは居心地の悪さにつながるので注意してください。
とはいえデザイン性ばかりにこだわり、お店として効率が悪くなってしまえば本末転倒です。接客の効率面も踏まえて、家具を選びましょう。例えばテーブルであれば、丸テーブルよりも四角いテーブルの方が、スペースを無駄なく使え効率的です。
他にも従業員やお客さまがスムーズに通行できるよう導線を確保したり、長居できるようソファは奥に配置などレイアウトにこだわったりするのも、重要なポイントです。
壁・植物・ポスター・アートワークで雰囲気を演出する
店内で大きな面積を占める「壁」は目に入りやすい箇所で、お店の雰囲気を決定づけます。
レンガ調にしたり黒板塗料を使ったりと、色はもちろん素材や質感にこだわると、お店のコンセプトを効果的に演出可能です。例えば店内を少しでも広く見せたい場合は、ベージュや木目調の壁紙がおすすめ。明るく広い空間を演出してくれます。
壁紙以外にも植物やポスター、アートワークなども、雰囲気作りにぴったりです。植物を効果的に配置すれば、お客さま同士の目線を自然と遮り落ち着きやすい空間を作れます。
カフェにおすすめのカフェテーブルとは?
カフェに設置する家具はさまざまですが、中でも外せないのがカフェテーブルです。カフェテーブルとは、仕事や勉強に集中したり、会話を楽しんだりするのに適したテーブル。ダイニングテーブルよりも、コンパクトサイズなのが特徴です。種類が豊富で、個性的なデザインからシンプルなものまで多種多様な商品があります。
ダイニングテーブルのように食事を楽しむというより、軽食やティータイムに適したテーブルなので快適なカフェに欠かせない存在です。
カフェテーブルの選び方2つのポイント
カフェテーブルの選び方は、大きく2つのポイントがあります。ポイントを押さえ、カフェに最適なテーブルを選びましょう。
カフェテーブルの高さは椅子とのバランスを重視する
カフェテーブルは組み合わせる椅子・ソファに応じて、バランスの良い高さを選ぶのがおすすめです。
椅子とソファでは沈み込みが異なるので、たとえ座面が同じ高さでも、適したテーブルの高さは異なります。椅子と合わせるなら、70cm程度のテーブルがおすすめ。椅子の高さプラス30cm程度のテーブルにすると、バランスが良くなります。一方、ソファと合わせるなら60cm程度のテーブルがおすすめです。ソファは椅子より沈み込みやすいので、同じテーブルだと天板の位置が高過ぎて、使いにくくなってしまいます。
沈み込みを考慮して、低めのカフェテーブルを選びましょう。
お店に合わせて天板の形を選ぶ
お店の雰囲気に合わせて、天板の形を選びましょう。カフェテーブルの天板は四角か丸の2つに大別でき、それぞれ以下のような特徴があります。
● 四角い天板:デッドスペースを生まない無駄のないデザイン。導線を確保しやすく実用的なタイプ
● 丸い天板:店内の印象が柔らかくなり、圧迫感を軽減してくれるデザイン。座った人同士の表情が見えやすく、会話が弾みやすくなるタイプ
より多くのお客さまに入ってもらいたいなら四角い天板が、お客さまの会話が弾む和やかな空間にしたいなら丸い天板がおすすめです。お店の雰囲気やコンセプトに合わせて、適切な方を選びましょう。
カフェテーブルはお店の雰囲気・居心地を左右する
カフェは雰囲気や居心地の良さが大切。家具選びはコンセプトに合っているか、提供内容にマッチしているかなど、複数視点からこだわって心地良い空間を作りましょう。
特にテーブルはお店の雰囲気や居心地を左右する大きな要素の一つなので、直感や好みで選ぶのではなく、お店のコンセプトを踏まえた上で選ぶのがおすすめです。
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- 最終更新
- 2022.11.24