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おしゃれなものから疲れないものまでオフィスチェアの選び方を徹底解説!

オフィスチェア選びは、業務の生産性向上に影響する重要なことです。

長時間着席しても疲れない・座りながらリラックスできるなど、選び方は多岐にわたります。

この記事では以下の2点を紹介します。

  • オフィスチェアについて
  • おすすめのオフィスチェアの選び方

長時間快適に座れるオフィスチェアの選び方を知ることで、体への負担を軽減し快適に業務できるだけでなく、効率的な業務遂行につなげられるでしょう。

オフィスチェアとは

オフィスチェアとは、オフィスでのデスクワーク・事務作業に使用する1人掛け椅子のことです。

一般的に背もたれが体に沿った形状で、正しい姿勢での着席をサポートする可動式の椅子のことをさします。

座面高の調節機能・可動式アームレストなど、長時間のデスクワークでも疲れにくく体への負担を軽減する作りになっています。

好みの張地が選べるなどデザイン性の高さもオフィスチェアの魅力といえます。

オフィスチェアの選び方

オフィスチェアの具体的な選び方をご紹介します。

  1. 表面素材で選ぶ
  2. 背もたれの高さで選ぶ
  3. 機能で選ぶ
  4. サイズで選ぶ
  5. オフィスのインテリアとの相性で選ぶ

1.表面素材で選ぶ

オフィスチェアの背面・座面に使われる素材は、主に「メッシュ」「ファブリック」「レザー」の3種類です。それぞれ特徴があるため自分の好み・用途に合わせて選びましょう。

【メッシュ】

表面に穴があいており通気性のよさが特徴のメッシュ張りのオフィスチェアは、年間を通して快適に使えるアイテムです。

夏場などに長時間着席していると背中・脚に熱・湿気がこもりがちですが、メッシュ張りのオフィスチェアは通気性がよいため、長期間のデスクワークでも背中・腿の裏が蒸れることなく、快適に過ごせます。

メッシュ素材のオフィスチェアは軽く、1人でも簡単に持ち運べるのも特徴です。

【レザー】

レザー素材のオフィスチェアの特徴は重厚感・高級感です。落ち着きのある雰囲気を醸し出し、役員室などで多く使われます。

本革のオフィスチェアは経年変化により革がやわらかく、体になじみ、独特の風合いを醸し出します。

他の素材に比べて通気性に難があり、汗などで濡れたまま放置するとひび割れなど革が劣化する可能性があります。乾拭きするなど定期的にメンテナンスしましょう。

人工皮革であるPVC製のオフィスチェアもあります。
本革同様の質感・高級感を醸し出しつつ取り扱いやすいのが最大の特徴です。

防汚性・耐久性が高く、日々使っていても経年劣化しにくいのがメリットといえます。

【ファブリック】

ファブリックを使ったオフィスチェアのよさは、肌触りのよい生地の質感を感じられることです。

オフィス什器・家具は無機質になりがちですが、素材感のあるファブリックをオフィスチェアに使うことでオフィス全体がぬくもりのある空間になるでしょう。

オフィスのコンセプト・他のインテリアに合わせて生地の素材・色味を選ぶと統一感のある空間に仕上がります。

2.背もたれの高さで選ぶ

デスクワークで長時間使用するオフィスチェアは、腰や背中への負担が少ないものを選びたいものです。背もたれの高さが体への負担に影響するとされています。

オフィスチェアの背もたれは、主に「ローバック」「ミドルバック」「ハイバック」の3種類あり、それぞれ特徴があります。

【ローバック】

ローバックのオフィスチェアは、背もたれの高さが背中の中ほど(肩甲骨の下あたり)まである腰をサポートできるタイプです。背筋を伸ばし着席することで上半身の正しい姿勢を維持します。

首・頭をサポートしておらず、長時間使用すると肩がこる可能性があります。定期的に立ち上がったり、休憩室などでリフレッシュしたり、体への負担を考慮しながら使用しましょう。

背もたれが低くコンパクトなローバックタイプは背もたれが目立ちにくく、オフィス全体がスッキリと開放的な空間に感じられるでしょう。

【ミドルバック】

ミドルバックのオフィスチェアは背もたれの高さが肩まであり、腰・背中の両方をサポートします。ローバックタイプより長時間使用しても疲れにくいチェアです。

背もたれを後ろに倒せるロッキング機能が付いたアイテムも多く、座ったまま背中を伸ばしほぐせるのが特徴です。

【ハイバック】

背骨の形状に合わせて腰・背中・首のすべてを支えるハイバックのオフィスチェアを使うと体への負担が分散され、長時間のデスクワークでも体への影響が少なく快適に座れます。

腰・首用のクッションが付いたタイプもあり、腰痛・肩こりなどから体を守ります。
企業の役員・長時間デスクワークを行う専門職などに人気です。

背もたれが高く全体のサイズも大きいため、オフィス空間に圧迫感を与えてしまう可能性があることを考慮しましょう。

3.機能で選ぶ

オフィスチェアには長時間の着席をサポートする機能が多数付いています。

実際に使用するクライアントのスタッフに最適な機能を持ったオフィスチェアを選ぶのも一案です。

【ロッキング機能】

チェアの背もたれに体重をかけると、チェアが後ろに倒れるのがロッキング機能です。背もたれのみ動くタイプや、背面・座面共に動くタイプがあります。

背面が高いミドルバック・ハイバックのオフィスチェアの大半についており、長時間の着席で負担のかかった体を伸ばし、ほぐせます。

【リクライニング機能】

背もたれの角度を好みの位置で固定できるのがリクライニング機能です。

ロッキング機能は体重をかけて背もたれを倒し、姿勢を元に戻すと背もたれも戻りますが、リクライニング機能は背もたれを倒した位置で固定できます。

休憩・仮眠を取るときなどに使える機能で、オットマンなどと合わせることで、体をフラットな状態近くまで寝かせることが可能です。

【ランバーサポート】

ランバーサポートはオフィスチェアの背面腰部分に付いているクッションのことです。

背骨の湾曲に合わせて腰部をサポートします。腰への負担が軽減され長時間座っていても、快適に作業できます。

ランバーサポートの位置を変えられるタイプのオフィスチェアもあり最適な座り心地を得られます。

【アームレスト】

アームレストは肘を自然に置ける高さに調節し、上半身が自然な姿勢での作業をサポートします。

肩こりなどの負担軽減につながり、長時間でも快適に作業できるでしょう。

アームレスト無しタイプはコンパクトでデスク下に問題なく収納できることから、コンパクトなオフィスでもストレスなく使用できます。

4.サイズで選ぶ

オフィスチェアをサイズで選ぶのも一案です。

まずチェックすべきサイズは「チェア脚部の幅・奥行」「アームレストの高さ」です。

オフィスチェアがデスクから通路にはみ出ていると動線をふさぎ、オフィスに無駄な空間が生まれます。

そうした無駄をなくすためチェア脚部の幅を計測し、デスク下の開口に収納できるか確認しましょう。

アームレストの高さも要チェックです。
デスク下の開口の床からの高さは一般的に約60~65センチです。アームレストの高さがそのサイズ以下であるか確認しましょう。

アームレストの高さ調節機能がないアイテムは要注意です。

オフィスチェアと一緒に使うデスクのサイズと合わないと使い勝手が悪いため、あらかじめのサイズ確認が重要です。

5.オフィスのインテリアとの相性で選ぶ

機能的なオフィスチェアでは、オフィス空間の雰囲気に合わない場合もあるでしょう。

そうした場合は、オフィス空間の雰囲気や他のインテリアに合った木製椅子などを使用するとよいでしょう。

木製椅子を導入した場合、機能的に優れたオフィスチェアのような便利さは望めませんが、木が持つぬくもりやなめらかな肌触りによるリラックス効果を得られるでしょう。

統一感のあるオフィス空間の雰囲気が社員のモチベーションを上げ、生産性を向上させます。

オフィスチェアは機能面や使い勝手だけでなく、インテリア性・デザイン性を考慮して選ぶのもおすすめです。

まとめ

一日の大半を過ごすオフィスでのデスクワークで、もっとも重要なアイテムの1つがオフィスチェアです。

長時間座っていても疲れにくい機能性は重要な要素ですが、それだけでなくモチベーションが上がるようなデザイン性も考慮することで、日々快適に使えるオフィスチェア選びができるでしょう。

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最終更新
2023.01.06

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