お客さんが足を運びたくなるフードコートにおすすめの椅子5選
フードコートの居心地に大きく影響する、椅子。
この記事では、居心地の良いフードコート作りに欠かせない椅子の選び方について紹介していきます。
フードコートに導入するのにおすすめの製品も紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。
フードコートに導入する椅子を選ぶときの6つのポイント
フードコートに導入する椅子を選ぶときに意識したい主なポイントとしては、
- フードコートのインテリアや雰囲気に合うデザインかどうか
- さまざまな種類の椅子を導入する
- 座り心地の良さ
- 取り扱いのしやすさ
- メンテナンスのしやすさ
- テーブルの高さ
などがあげられます。
それぞれのポイントについて詳しく解説していきます。
1. フードコートのインテリアや雰囲気に合うデザインの椅子を選ぶ
フードコートにおすすめの椅子にはさまざまな種類やデザインのものがありますが、フードコートのインテリアや雰囲気に合うデザインの椅子を選ぶことが非常に重要になります。
例えば、ナチュラルな雰囲気のフードコートに導入する椅子であれば木がメインのナチュラルなテイストの椅子がおすすめです。
ナチュラルな雰囲気に合わせつつもスッキリした印象を取り入れたいのであれば、木の座面のスチールチェアもおすすめだと言えます。
フードコートのインテリアや雰囲気にマッチしない椅子を選んでしまうと、落ち着かないチグハグした雰囲気の空間になってしまうので、マッチするかどうかを意識しながら選ぶようにしてください。
2. さまざまな種類の椅子を導入する
フードコートは、老若男女、さまざまなお客さんが来店する場所です。
また、来店する際の構成もさまざまで、一人で来店するお客さんもいればグループで来店するお客さんもいますし、子連れで来店する人もいます。
フードコートでは、お客さんによって椅子に対するニーズが異なるため、さまざまなニーズに対応できるよう、複数の異なる種類の椅子を導入する必要があります。
例えば、大勢のグループで来店するお客さんや家族連れのお客さんの場合、片側がソファになっているとフレキシブルに利用できて喜ばれるのでおすすめです。
また、小さなお子さまを連れているお客さんの場合であれば、お子さまと一緒に利用しやすいサイズの製品を導入してキッズスペースを設けると喜ばれます。
3. 座り心地を意識して選ぶ
フードコートを多くのお客さまに利用してもらったり、「また来たい」「また利用したい」と思ってもらえる場所にするためには、椅子の座り心地にも気を配らなくてはいけません。
座り心地で選ぶのであれば、長時間座っていてもお尻が痛くなりにくい、ファブリックの座面の椅子がおすすめです。
また、座面に木が用いられている椅子の中でも、お尻の形に合わせて彫り込みがされている座ぐり加工の製品は座り心地の良い製品なので、こちらもおすすめだと言えます。
4. 取り扱いのしやすさを意識して選ぶ
ショッピングモールなどの大型商業施設のフードコートには、毎日大勢のお客さんが来店します。
週末のお昼時には、満席になり、待ちが出てしまうほど混むことも珍しくありません。
そのため、必然的に掃除の頻度も高くなりますが、そこで重要になるのが取り扱いのしやすさです。
取り扱いのしやすい椅子としては、
- 一時的に避けておいても邪魔にならないコンパクトな椅子
- 持ったり移動したりしやすい軽い椅子
- 重ねて収納できるスタッキングチェア
などがあげられますが、こういった取り扱いしやすい椅子を中心にチョイスしておくと掃除をスムーズに進めやすくなるのでおすすめです。
サイズの大きな椅子や重たい椅子は取り扱いづらく、移動させるだけで時間と手間がかかってしまうのでおすすめできません。
フードコートでは、他のお客さんが使っていない椅子を自分の席に移動させたり、ベビーカーを置くために椅子を移動するようなケースもあるので、そういった点でも取り扱いのしやすさが重要になると考えられます。
5. メンテナンスのしやすさを意識して選ぶ
フードコートは、食事をとる場所という性質上、食べこぼしや飲みこぼしによって椅子などの家具が汚れやすい傾向にあります。
小さなお子さま連れの親御さんが利用することも多いショッピングモールなどのフードコートであれば、なおさらです。
そこで重要になるのが、メンテナンスのしやすさです。
メンテナンスしやすい椅子であれば、実際に食べこぼしや飲みこぼしによって汚れが発生してしまった場合でも、時間や手間をかけずさっと綺麗にできます。
満席になって待ちが出てしまうことも多いフードコートの場合、メンテンナンスに時間をかけられないケースも多いので、時間をかけずにサッとメンテナンスできるかどうかが非常に重要なポイントになります。
フレームにスチールが用いられているスチールチェアは、メンテナンス性や清掃性に優れていることもあり、フードコートに導入する椅子として特に人気が高い製品の一つです。
6. テーブルの高さに合わせて選ぶ
フードコートに導入する椅子を探している方の中には、「テーブルは決まっているものの、椅子の方だけまだ決めきれていない」という方もいるかと思います。
そういったケースで重要になるのが、テーブルと椅子の高さについてです。
導入するテーブルがすでに決まっていたり、造作のテーブルやカウンターに導入する椅子を選ぶ際は、テーブルに合う高さの椅子を選ぶようにしなくてはいけません。
テーブルに合う高さの椅子を選ぶ際に参考になるのが、テーブルの天板と椅子の座面の高さの差である「差尺」です。
差尺は利用する人の身長によって異なりますが、さまざまな身長の方が利用するフードコートの場合は「27〜30cm」を目安に選ぶのがおすすめです。
また、導入するテーブルが決まっていない場合は、テーブルと椅子を同じメーカーのもので揃えるのがおすすめだったりもします。
メーカーによってはテーブルと椅子をセットのシリーズとして販売しているところもあり、その場合、テーブルの高さに合わせて椅子の高さが設定されていたりするので、わざわざ差尺を計算する必要がありません。
同じメーカーや同じシリーズのテーブルと椅子で揃える場合、デザインや雰囲気の違和感も意識せずに済むので、導入するテーブルがまだ決まっていないのであれば、同じメーカーやシリーズのもので揃えることも検討してみてください。
フードコートにおすすめの椅子5選
フードコートに導入するのにおすすめの椅子を5つ厳選して紹介していきます。
C320
どんな空間にも違和感なく溶け込むウィンザーチェアをスチール製にした、軽やかな印象と無骨さが適度にマッチした椅子です。
カラー展開も豊富でナチュラルな色味から濃いめのブラウンまで、3種類のカラーを用意しています。
座面にすぐり加工がほどこされているので、長時間座っていても痛みや疲れを感じにくく、フードコートに導入するのにうってつけの製品です。
C321A
古材とリサイクル素材の鉄を組み合わせて作られたエコなコンセプトのチェア。
スチール部分には極細のスチールパイプを用いているので、シャープな印象を受けるデザインに仕上がっています。
座面に用いられたファブリックがアクセントになっています。
C305B
逆三角形のような見た目の背もたれ部分が印象的なスチールチェア。
背もたれのデザインとオーク材のナチュラルな雰囲気で、極細のスチールパイプを用いた椅子でありながらも適度な柔らかさを備えた一脚に仕上がっています。
背もたれと座面は「張りあり・張りなし」の2タイプから選ぶことができます。
C206
フードコートにおいて、柔らかい雰囲気やナチュラルな雰囲気をプラスしたいときや重視したいときにおすすめな木製の椅子です。
定番のシンプルなデザインなので、どんな空間にもマッチしますし、どんなテーブルと合わせてもしっくりきます。
フレームに用いられているオーク材は、木目が美しいだけでなく傷にも強いので、小さなお子さま連れの親御さんが利用することが多いフードコートへの導入にうってつけです。
C325
「ぬくもりを感じられるスチールチェア」をコンセプトにデザインされたダイニングチェア。
学生時代を思い起こさせる学校の椅子のようなデザインが印象的で、懐かしさを感じさせます。
背もたれと座面には木目と色味が美しい無垢のピーチ材を使用。
また、背もたれの裏には施された溝加工によってスチールパイプの固定保持力を向上させ、ボルトの使用箇所を最小限に抑えたことで、意匠的にもスッキリとした仕上がりになっています。
フードコートにおすすめの椅子と選び方まとめ
フードコートに導入する椅子は、
- フードコートのインテリアや雰囲気に合うデザインかどうか
- さまざまな種類の椅子を導入する
- 座り心地の良さ
- 取り扱いのしやすさ
- メンテナンスのしやすさ
- テーブルの高さ
などを意識しながら選ぶようにすると失敗しづらくなります。
さまざまなお客さまが食事を楽しむ場所という性質上、デザイン性や座り心地に加え、取り扱いのしやすさやメンテナンスのしやすさも重要なポイントになってくるので、ぜひ意識しながら選ぶようにしてみてください。
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- 最終更新
- 2023.07.14