フリーアドレスオフィス用のおしゃれな家具を見つけよう|イメージ付き導入事例15選
海外のベンチャーやスタートアップのオフィスを紹介する映像で、働く人の自由度の高い「フリーアドレス」が採用されているのを見かけたことはありませんか?
フリーアドレスのオフィスは、日本のオフィスで多く採用されている固定席を島型に並べたレイアウトと比べて雰囲気がよく働くのが楽しそうに見えるかもしれません。
フリーアドレスはメリットの多いレイアウトですが、十分な検討なしに見よう見まねで導入すると、むしろ働きにくいオフィスになってしまうケースもあります。
この記事では、
- フリーアドレスを導入する際のチェックポイント
- フリーアドレスを導入するメリット・デメリット
- フリーアドレスにおすすめの家具のイメージ付き導入事例
をご紹介します。
フリーアドレスオフィスとは?業務内容から検討する向き・不向きのチェックポイント
オフィスへのフリーアドレス導入で失敗しないためは、まずオフィスの業務内容がフリーアドレスに向いているかどうかをチェックしましょう。
フリーアドレスとは、従来型のオフィスのように従業員の席・デスクを固定しないオフィスレイアウトです。
従業員がプロジェクトの内容や気分に合わせて作業スペースを変えたり、同席するチームを変えたりしながら作業できるという自由さがフリーアドレスの大きな特徴となります。
この特徴により、下記のような業務内容のオフィスにフリーアドレスを導入すれば、従来型のオフィスレイアウトより効率や生産性がアップする可能性があります。
- 従業員同士の自由なコミュニケーションが必要な業務
- IT化・ペーパーレス化が進んでいて従業員が場所にとらわれない業務
- 長時間の外回りが多い業務
具体的には、
- マーケティング
- 企画
- 営業
などの部署ではフリーアドレスは有効な選択肢になります。
下記のような業務内容のオフィスではフリーアドレスが逆効果となるかもしれず、導入には注意深い検討が必要となります。
- 長時間のデスクワークがメインになる業務
- 少人数で完結する業務
- セキュリティーレベルが高い業務
具体的には、
- 総務
- 経理
- 情報システム部
などでは、フリーアドレスが作業効率の低下を招く可能性があります。
フリーアドレスオフィスのインテリア選び|覚えておきたいメリット・デメリット
オフィスで行われる業務がフリーアドレスに向いていると判断できても、フリーアドレスのメリットとデメリットを十分に把握しておく必要があります。
下記のメリット・デメリットから、フリーアドレス導入の目的が達成可能かどうかを検証しましょう。
メリット①:オフィスのスペースを効率的に使える
フリーアドレスでは、
- 従業員各自に一律の固定的な面積を割く必要がない
- 外出する人が多ければ、一人当たりのワークスペースが広くつかえるようになる
というメリットがあります。
そのため、従業員一人当たりの面積を従来型のオフィスより狭く設定しても、スペースを広々と使うことが可能になります。
メリット②:従業員同士のコミュニケーションが深まる
フリーアドレスでは、部署やグループの垣根を超えたコミュニケーションの機会が広がり、
- 従業員同士のスムーズな情報共有しやすい
- 相互的なヒアリングやフィードバックが得られる
など、新しいアイデア、独創性などが求められる仕事を進めるうえでの大きなメリットがあります。
コミュニケーションの機会が増えることから、部署・グループ内のチームワークやエンゲージメント(仕事上の信頼関係や愛着)の向上も期待できます。
デメリット①:集中力の低下をまねくリスクがある
フリーアドレスを導入すると、
- 従業員の動線が複雑になる
- オフィス内の他の人の会話や足音などの騒音が増える
という可能性があります。
このような状況が、人の感じ方や作業内容によって集中力の低下を招くというデメリットがあります。
デメリット②:個人の作業効率は低下することがある
従業員各自の固定席を置かないフリーアドレスでは、
- オフィス内で共有する備品・道具・使用の場所がわからなくなる
- 話したい人がどこにいるかわからなくなる
といった問題もあります。
ちょっとしたことで作業が停滞することが多いと、従業員の作業効率やモチベーションの低下を招く可能性があります。
フリーアドレスオフィスのレイアウトに必要な工夫とは?
オフィスのレイアウトは、
- 従業員の動線計画
- 作業の目的や機密性に合わせたゾーニング
などを軸にプランを検討します。
フリーアドレスを導入するなら、上記のポイントに加えて集中力や作業効率の低下などのデメリットを解消できるようなレイアウトを目指しましょう。
たとえば、
- 集中力が必要な作業のために、利用者の多い動線から離れた静粛性の高い個席を設ける
- 誰がどこにいるかわかりやすいよう背の高い家具を避け、見通しが効く配置にする
- 作業に必要な備品、資料、私物などを美しく収納・整頓できるスペースを設ける
などの工夫をすれば、どんな人もストレスなく働けるフリーアドレスを実現しやすくなります。
また、フリーアドレスのレイアウトにはフレキシブルさも大切です。
- テーブル・デスク・シェルフなどは移動しやすい軽量なものを選ぶ
- 配置を変えやすいようスペースに余裕のあるレイアウトにする
などの工夫を前もってしておけば、フリーアドレス導入後も実務的なニーズや従業員からの要望に合わせて、レイアウトを変更しやすくなります。
フリーアドレスオフィスに置きたいおしゃれな家具の導入事例15選
フリーアドレスではレイアウトに加えてインテリアコーディネートも大切な要素です。
オフィスを自由で風通しの良い雰囲気にする、フリーアドレスにおすすめの家具、
- デスク・テーブル
- 椅子
- キャビネット・収納
について、おしゃれな導入事例イメージ付きでご紹介します。
フリーアドレスオフィスのワークスペースやミーティングに使えるおしゃれなデスク・テーブルの導入事例5選
フリーアドレスを導入するなら、個人で集中しやすい小型のデスクから、大型のミーティングテーブルまで、さまざまなタイプのデスク・テーブルを用意し、適切にレイアウトしましょう。
フリーアドレスにおすすめのデスク・テーブルには下記のようなものがあります。
CT22|おしゃれなヘリンボーンでモチベーションが上がるデスク
CT22はぱっと見はシンプルなフォルムながら、天板はおしゃれなヘリンボーン張り。
プロジェクトを進めるのに必要な創造性を刺激してくれるデザインのデスクです。
このデスクの最小60cm×80cmは個人で集中する作業スペースにぴったりですし、最大100cm×200cmのサイズであれば複数人で使用する、やや小ぶりなミーティングテーブルとしても活用できます。
CT50|古材を再利用したサステナブルなミーティングテーブル
CT50では脚部から天板まで全面的に古材を再利用した「the old wood」シリーズのテーブルで、サステナビリティに貢献できる一台です。
最大120cm×300cmと、ミーティングテーブルとしても十分なサイズをお選びいただけます。
杉材の比重は0.5〜0.4程度と、重厚な見た目に比べて比較的軽いのも嬉しい特徴。オプションで配線ボックスも設置可能です。
CT51|多人数で囲めるオフィステーブル
CT51も古材を再利用したサステナブルな「the old wood」シリーズの一台。最大120cm×300cmまで選択できるミーティングテーブルです。
こちらのテーブルには箱足が採用されており、短尺方向にも快適に着席可能。多人数で囲って使用できるミーティングテーブルです。
オプションで配線ボックスも設置可能になっています。
CT53|古材×スチールのミーティングテーブル
T53もサステナビリティを意識した「the old wood」シリーズの一台で、脚部は細身のスチール製としました。
杉古材と特殊な塗装のスチール製脚部を組み合わせ、温かみを持ちながらも先鋭的なテーブルに仕上げました。
こちらのテーブルも最大サイズは120cm×300cm、配線ボックスの追加オプションがあります。¥
CT36|軽量でレイアウト変更しやすいテーブル
CT36はシンプルなフォルムと実用性の中に普遍の美しさを感じる大型のミーティングテーブルです。
「美は有用性に宿る」という哲学をもつシェーカーデザインに着想を得て設計しました。
良質なオーク材を使用したフラッシュ構造の天板を採用し、デザイン性を犠牲にすることなく軽量化しています。
幅210cmと大型ながら、女性2人でも軽々と持ち運ぶことができ、移動やレイアウトの変更も簡単です。
フリーアドレスオフィスのワークスペースや休憩室に使えるおしゃれな椅子の導入事例5選
フリーアドレスオフィスにはさまざまなタイプの椅子を用意しておけば、働く自由度の向上や気分転換に役立ちます。
フリーアドレスにおすすめの椅子には下記のようなものがあります。
C333|集中力をサポートするスチールチェア
C333は十分な面積の座面・背もたれが特徴のスチールチェアです。
反発と沈み込みのバランスが絶妙なもっちりとした使用感のクッションを採用。快適な座り心地で座る人の集中力をサポートします。
背もたれから背面に少し突き出した形状のフレームはハンガー代わりにジャケットやカーディガンなどをかけておくことも可能。オフィスユーズにぴったりな一脚です。
C273|オフィス内にコーディネートしやすいレッドオークの椅子
C273ではオーク材の中でも特に赤みがかった木肌が特徴的なレッドオークを採用。レトロでポップなデザインと実用性の高さが特徴の椅子です。
C237とデザインが共通する、アームチェア、キャスターチェア、アームチェアなどもご用意しています。
ワークスペース、ミーティングスペース、カフェ・休憩スペースなど、用途の異なるさまざまな場所に統一感のあるコーディネートで配置することが可能です。
C292|北欧デザインのビーチ材アームチェア
C292は木の持つ温かみを活かす有機的なフォルムが印象的なアームチェアです。
背もたれはクッションではなく身体のラインに自然に寄り添う優しい曲線のフレームで体圧を支えます。
自然のぬくもりとスタイリッシュさを併せ持つ軽やかな一脚に仕上げました。
C305A|プライウッドの軽量なオフィスチェア
C305Aは細身のスチール製フレームとプライウッド(合板)を組み合わせた椅子。プライウッドの表面にはオーク突板を採用しました。
張りあり・張りなしの2タイプからお選びいただけます。張りなしタイプも緩やかにラウンドした座面・背もたれで体圧を優しく支えます。
使い勝手の良い約4.5kgという軽量さも大きな魅力です。
C284|丸棒フレームがかわいい北欧チェア
C284はフレームにビーチ材の丸棒を採用。やわらかさや可愛らしさを感じるフォルムが特徴的です。
安心感のあるデザインで、ワークスペースから休憩室まで幅広く使えます。
ストレスフリーなオフィスのインテリアコーディネートに貢献できる一脚に仕上げました。
フリーアドレスで備品や私物の整頓に使えるおしゃれな収納・シェルフの導入事例5選
フリーアドレスではそのオフィスを使う全ての人にとって、何がどこにあるかが明確な状態とするのが理想です。
また、私物などの整頓がしやすいスペースをアクセスの良い場所に設けることも役立ちます。
フリーアドレスにおすすめの収納・シェルフには下記のようなものがあります。
CS106|クールな質感のサステナブルなグリッドシェルフ
CS106は杉古材とリサイクルスチールを使用したサステナブルなグリッドシェルフです。
収納グリッドひとつのサイズは36.2cm×26.2、最小サイズはグリッドが3列×3段、最大8列×5段まで選択できます。
背板がないこのグリッドシェルフなら、オフィス内の視界を阻むことなく十分な容量の収納スペースを確保することができます。
また、同一フロアを緩やかにゾーニングするパーティションのような役割を持たせることも可能です。
CS104|杉古材のアジャスター付きシェルフ
SC104も杉古材を使用したサステナブルな「the old wood」のシェルフ。
幅80cm×高さw80cm×奥行き36cmという控えめで使い勝手の良いサイズ感の戸棚付き収納です。
戸棚部分には散らかりやすい小物や資料などをすっきりと収納できます。
CS101A|オーク材と黒皮風塗装スチールのシンプルなシェルフ
CS101Aはオーク材張りの棚板と黒皮風塗装のスチールフレームを組み合わせたシェルフです。
背板も仕切りも排したミニマルなフォルムはあらゆるタイプのオフィスインテリアに自然に溶け込みます。
幅91.5cm×高さ90cm×奥行き31.5cmのCS101Aに加えて、幅121.5cmのCS101Bもご用意しています。
何台か連続して配置しても圧迫感のないデザインで、組み合わせてレイアウトしていただくことも可能です。
CS103A|古材を使用したナチュラルな小型グリッドシェルフ
CS103Aも古杉材を使用した「the old wood」のシェルフ。
ちらは格子状の仕切りのみで背板がなく、アイデア次第でさまざまな使い方ができます。
大きさは幅80cm×高さw80cm×奥行き36cmと上記の戸棚付きシェルフCS104と同サイズ。
組み合わせて使用すれば使い勝手もコーディネートの幅も楽しさも広がります。
CS103B|古材を使用したナチュラルな中型グリッドシェルフ
CS103Bもリサイクルされた杉古材を再利用した 「the old wood」シリーズのサステナブルなシェルフ。
グリッドは2段×3列で収納力も十分。備品や資料などの整理整頓などに加え、働く人をリラックスさせるグリーンインテリアなどをディスプレイすれば、オフィスの景観・雰囲気はより良いものになります。
まとめ
フリーアドレスを導入する際には、業務内容とマッチしているかどうか、メリットをいかせるか、デメリットを解決できるかなどをよく検証するようにしましょう。
自由で働きやすいオフィスになるようレイアウトも工夫します。
さらにこの記事でご紹介したような、選び抜かれたおしゃれなインテリアでオフィスをコーディネートすれば、フリーアドレスでの仕事は働く人すべてにとってより自由で楽しいものになるでしょう。
- 最終更新
- 2023.10.13