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ABORD W016 ハーフアームチェア デザインストーリー|あらゆる空間に品格を添える椅子

KINOSHITAのホテルライクな家具ブランドABORDの新作家具として、ハーフアームチェア「W016」とハイチェアタイプの「W016S」が登場しました。

ABORDシリーズとしては初となるハーフアームタイプのW016とW016Sはホテルユースに限らず、レストラン、バー、さらにはオフィスでも活躍する機能性と強度を備えています。

上質な非日常空間を演出する「W016」「W016S」のデザインがどのように生み出されたか、デザイン担当者の佐藤さんにお話を聞いてみました。

あらゆるインテリア空間に上質さを添える椅子

洗練されていて上質。それがABORDの家具をデザインする上で欠かせない要件です。W016はこの要件に基づき、さらに「ホテルで過ごすような非日常感」というブランドコンセプトを強化することをめざしてデザインしました。

近年のトレンドで顕著なのはホテルでの過ごし方の多様化です。たとえば本を読むためのブックホテルや、仕事と休暇をバランス良く楽しむワーケーション特化型のホテルなど、独自性のあるコンセプトをもつホテルが増えています。もちろん特別な料理を楽しんだり、美味しいお酒を飲んだりといった従来通りの楽しみ方にも高い人気があります。

そのような傾向に合わせ、ホテルに求められる多機能なエリア・幅広い過ごし方のニーズに答えることも、このW016をデザインするうえで意識しました。

ABORDの家具はホテルでの使用のみを想定しているわけではありません。しかし上記のようなバラエティーに富んだホテルのニーズを意識すると、結果としてさまざまな使用シーンに対応できる優秀な家具が生まれます。

そのようにして、W016は単にモダンで上質というだけでなくオフィス、レストラン、バーなどさまざまなインテリア空間に対応できるデザイン、そして強度に仕上げられています。

ぜひとも上質さを求められるあらゆるシーンでW016の導入を検討していただきたいです。

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キノシタのラインナップでは初となる「ハーフアーム」の魅力

W016の基本的フォルムとしては肘掛けが短い「ハーフアーム」を採用しています。

このタイプのフォルムは今までABORDの商品ラインナップになかったため、ハーフアームなら新鮮味のあるデザインを提案できると考えました。

ハーフアームだと椅子に座る・立つという一連の動作もスムーズになります。さらに座面にも余裕が生まれ、座る姿勢を自由に変えやすくなるため長時間座っているのも楽なんです。

アームが短くても少し肘を置くだけで肩や背中への負担が軽減してくつろぎやすくなるので、オフィスワークなどにもおすすめできます。

さらに省スペース性もハーフアームの強みです。場所を取りにくいハーフアームであれば上質な座り心地、くつろぎ感を犠牲にせず、限られた空間に無理なく席数を増やしやすくなります。

カウンター席を想定したW016Sも、一般的なテーブルでの使用を想定したW016と合わせてデザインしました。

W016Sもハイチェアながらゆったりとくつろげるワイドな座面寸法に設計しています。座面や背もたれの寸法はW016と全く同じにせず、使用感や全体のバランスを考慮して調整しています。それで、W016の背もたれはやや小型になっているんです。これは少し気づかれにくいポイントかもしれませんが、もし実物をご覧になる機会があれば、ぜひ見比べ、座り比べてみていただきたいですね。

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W016に活かされた美しさへのこだわり

上質な家具はニーズに答えるだけでなく、際立った美しさがなければなりません。

W016をぱっと見た時に、きっとビーチ材の持つ自然な美しさが多くの人の目に止まるのではないでしょうか。実はW016にはビーチ材の中でもヨーロッパ産の「アンスチーム材」と呼ばれる素材を採用しています。

「アンスチーム」とは木材を乾燥させる工法の一種で、この工法で乾燥させたビーチ材は、その他の工法で乾燥させた時より明るい色合いに仕上がるんです。ビーチのアンスチーム材は「ホワイトビーチ」と呼ばれることもあります。これがW016の美しさを支えるこだわりの一つです。

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W016の構造にある、美しさと表裏一体の強さ

ABORDはコントラクト家具のブランドなので、美しさだけでなく、十分な耐久性が求められます。

美しさと強さを両立させるため、W016でもいろいろな工夫を施しています。

たとえばW016のように背板が両面張りだとフレームにビス穴や木栓が露出する仕様になることが多いですが、後ろから見たときにもビス穴や木栓が見えないように、接合部は背板の内部に隠れる仕様としました。

これも気づかれにくい工夫ではありますが、このような細部へのこだわりがW016 の高級感・上質さには欠かせない要素となっています。

この背板とフレームの接合部が見えない構造の組み立てには、化粧材を傷つけないよう慎重に作業する技術力が必要です。作業者によって構造強度にばらつきが出ないように組み立て専用の治具を作るなど、均一なクオリティーで生産するための工夫もされています。

美しさと強度が表裏一体となり、W016という上質で洗練された椅子が出来上がります。

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デザイナー目線による、W016のコーディネートのアイデア

W016では2種類のカラーバリエーションをご用意しています。

ダークカラーのW色なら、シックで落ち着いた雰囲気のレストラン、モダンなオフィスの会議室など、格式が求められる空間にも十分に対応できると思います。

ビーチ材の明るい木肌の美しさが際立つCL色ならであれば、張り地との組み合わせ方によっては和モダンな雰囲気を演出することもできます。たとえばお寿司屋さんや鉄板が目の前にあるカウンター席を構えた鉄板焼きレストランなどにも自然に溶け込むコーディネートができるのではないでしょうか。

ハイチェアのW016Sでも同様にWとCLの2色をご用意していますので、座席にバラエティを持たせながらも統一感のあるインテリアに活用していただければ嬉しいです。

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最終更新
2024.10.18

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