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COLUMNコラム

商業施設のキッズコーナーに導入する遊具・家具の選び方

小さなお子さんを連れているお客さまが、店舗や商業施設での買い物を快適におこなう上でなくてはならない「キッズコーナー」。

ただ、キッズコーナーは小さなお子さんを遊ばせるためのスペースなので、導入する遊具や家具選びは慎重に行わなくてはいけません。

この記事では、子連れのお客様でも買い物を楽しめる店舗や商業施設を実現するための、キッズコーナーに導入する遊具や家具の選び方について紹介していきます。

商業施設のキッズコーナーに取り入れるべき遊具や家具の種類に触れつつ、選ぶときのポイントや注意点、おすすめの遊具や家具などを詳しく紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。

商業施設のキッズコーナーに取り入れたい遊具や家具の種類

商業施設にキッズコーナーを設けるにあたってまず確認しておきたいのが、「どういった遊具や家具を取り入れるべきか」について。

商業施設のキッズコーナーに取り入れたい代表的な遊具や家具は以下のとおりです。

  • フロアマット
    キッズスペースの床面に設置するマット。
    EVAなどの柔らかい素材でできており、安全性が高いため、お子さんを安心して遊ばせられます。
  • サークルベンチ
    フロアマットとあわせて設置するタイプのベンチ。
    囲いになる上に、登って遊ぶなど遊具としても活用できますし、座ることもできるので、親御さんの休憩スペースにもなります。
  • ブロック
    お子さんの想像力を刺激する積み木風のおもちゃ。
    小さなお子さんでも安心して遊べる、EVA素材の製品がおすすめです。
  • テーブルとチェア
    キッズコーナーを充実させるための家具。
    お子さんが休憩するためのスペースとしてはもちろん、お絵かきなどを楽しむスペースとしても活用できます。

商業施設のキッズコーナーに設置する遊具や家具の選び方

商業施設のキッズコーナーに設置する遊具や家具を選ぶ際に意識するべき主なポイントとしては、
さまざまな年代のお子さんが利用しやすい遊具や家具を選ぶ
子どもが興味を持つデザインの遊具や家具を選ぶ
安全性を考慮して遊具や家具を選ぶ
などがあげられます。

それぞれ詳しく解説していきます。

さまざまな年代のお子さんが利用しやすい遊具や家具を選ぶ

キッズコーナーは、主に0~5歳の未就学のお子さんが利用するため、どの年代のお子さんでも楽しめるスペースづくりを意識しなくてはいけません。

例えば、0歳児や1歳児など特に小さなお子さんだけを対象にして遊具や家具を選んでしまうと、それ以上の年代のお子さんが退屈してしまう可能性があるので、特定の年代のみを意識して選ぶのはNGです。

スペースが限られている場合であれば、どの年代のお子さんでも楽しめるブロックがおすすめです。

スペースに余裕がある場合は、0〜2歳の小さなお子さん向けの遊具として安全に遊べるブロックを用意し、3〜5歳のお子さんにはジムやアスレチックを用意するなど、年代ごとに遊具を分けて選ぶようにすると、より魅力的なキッズコーナーを設けられるようになります。

子どもが興味を持つデザインの遊具や家具を選ぶ

キッズコーナーは、子どもが「あそこで遊びたい!」と思うようなスペースでなくてはいけません。

そのためには、子どもの好奇心をくすぐるようなアイテムや子どもの興味を引くアイテムをキッズコーナーに導入する必要があります。

カラフルな遊具や家具は子どもの好奇心をくすぐりますし、おもしろいデザインの遊具や家具は子どもの興味を引き、「あれで遊びたい!」「あそこで遊びたい!」と思わせてくれます。

実際、保育園に導入される遊具は、子どもが本能的に「遊びたい!」と感じるようなものを中心に選ばれているというデータもあるようです。

キッズコーナーに導入する遊具や家具を選ぶ際は、色やデザインにも注目しながら選ぶようにしましょう。

安全性を考慮して遊具や家具を選ぶ

先述したとおり、キッズコーナーで遊ぶお子さんは0〜5歳の未就学児がほとんどです。

そのため、遊具や家具を選ぶ際は安全性も考慮して選ばなくてはいけません。

キッズコーナーにある遊具や家具でお子さんがケガをしてしまった場合、大きなトラブルに発展する可能性もあるので注意が必要です。

キッズコーナー向けの遊具や家具は、EVAなど柔らかい素材で作られた安全性の高いものも多いので、小さなお子さんを安心して遊ばせられる安全性の高いものを中心に選ぶようにしましょう。

商業施設のキッズコーナーに設置する遊具・家具選びの注意点

商業施設のキッズコーナーに設置する家具選びの注意点としては、
保護者のことも考慮する
視認性を確保する
の、2点があげられます。

それぞれ詳しく解説していきます。

保護者のことも考慮する

キッズスペースは小さなお子さんが遊ぶためのスペースですが、保護者が一緒に遊んだり、キッズスペースの端やすぐそばで待機して子どもの様子を見守ったりすることも少なくありません。

そのため、キッズスペースを設けて遊具や家具を導入する際は、保護者のことも意識した空間づくりを心がける必要があります。

お子さんが遊ぶための遊具や家具だけでなく、大人が座っても大丈夫なイスやサークルベンチ、ブロックを用意するなどして、子どもと保護者が一緒に楽しめるスペースを用意するようにしましょう。

視認性を確保する

商業誌施設にキッズスペースを設ける場合、安全性ばかりが注目されがちですが、視認性がしっかりと確保できているかどうかについても考慮しなくてはいけません。

子どもはちょっと目を離したすきにその場を離れたり、こちらが想像もしないような危ない行動をしたりするものです。

そのため、キッズスペースに遊具や家具を導入する際は、離れた場所からでも子どもの様子をしっかり確認できるかどうかが重要になります。

親御さんや施設で働くスタッフが常に子どもの様子をチェックできるキッズスペース作りを意識して、どの遊具や家具を導入するか決めるようにしましょう。

商業施設のキッズコーナーにおすすめの遊具・家具5選

ここからは、商業施設のキッズコーナーに導入するのにおすすめのものを5つ厳選して紹介していきます。

●Isle(アイル)K-039

島を作ったり、サークルを二重に配置したりできる、珍しいタイプのサークルベンチ。アイデア次第でさまざまな形に配置できるので、来店頻度の高いお子さんでも飽きさせません。

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●EVA-Block(EVAブロック)K-075

100〜600mmほどある大きなEVA製のブロック。積み木のようにして遊ぶこともできますし、座ったり、ブロックの上からジャンプしたりして遊ぶこともできます。カラフルかつさまざまな形のデザインが、子どもの興味や好奇心を刺激し、時間を忘れて楽しんでくれます。

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●Kirikabu-Isu(キリカブイス)K-035

小さな子どもが興味を持ちやすい、本物の切り株のように見えるデザインの発泡スチロール製のイス。イス単体で設置できるのはもちろん、同じシリーズの「キリカブテーブル」とセットで導入することもできます。

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●Stacking chair(スタッキングチェア)K-308

ブナ材を使った柔らかい風合いのスタッキングチェア。木目が楽しめるクリア色だけでなく、
ブルー、ピンク、イエロー、グレーと、カラーバリエーションも豊富です。使わないときは重ねて収納できるので場所もとりません。

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●Kids Table(キッズテーブル)K-311

珍しい台形のデザインが目を引くキッズテーブル。こちらもスタッキングできるアイテムで、使わないときはコンパクトにまとめておけるので、小さなキッズコーナーにも導入しやすくなっています。

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商業施設のキッズコーナーに導入する遊具・家具選びについてのまとめ

商業施設のキッズコーナーに導入する遊具や家具は、キッズコーナーを利用する子どものことを意識しながら選ぶことが大切です。

商業施設や店舗の雰囲気にマッチするかどうかも重要ですが、その点だけを意識して遊具や家具を選んでしまうと、子どもが興味を持たないキッズコーナーになってしまったり、子どもがケガをしてトラブルに発展したりしてしまいかねません。

商業施設のキッズコーナーに導入する遊具や家具は、
さまざまな年代のお子さんが遊べる遊具や家具であること
お子さんが興味を持つデザインの遊具や家具であること
安全性の高い遊具や家具であること
などを意識しながら選ぶようにしましょう。

また、保護者のことや視認性が確保できるかどうかについても考慮しながら選ぶようにすると、より良いスペースになるので、その辺りも意識しながら選ぶようにしてください。

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最終更新
2023.04.15

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