ロビーチェアの選び方と導入事例15選|病院・オフィス・サロンなどにおすすめ
ロビーチェアとはその名の通り建物内のロビーやホワイエ、レセプションなどに配置される椅子を指します。
特に「お客さまに座ってもらう」という目的で配置されるのがロビーチェアの大きな特徴です。
ロビーチェアはお客さまに、もてなしを感じてもらったり、ストレスなく待ち時間を過ごしてもらえたりするようなものを選びましょう。
この記事では、
- ロビーチェアの選び方
- おすすめのロビーチェアと導入事例
についてご紹介します。
ロビーチェアにはどんなタイプがある?
ロビーチェアには主に下記のような二つのタイプがあります。
- チェアタイプ
- ベンチタイプ
ロビーに配置する椅子すべてをどちらか一方のタイプに絞る必要はありません。それぞれのメリットとデメリットを理解し、適切なレイアウトを探しましょう。
チェアタイプ
チェアタイプは1人掛け(1シーター)サイズのロビーチェアです。
チェアタイプには
- 「おひとりさま」でも気兼ねなく時間を過ごしてもらえる
- 特別感を感じてもらいやすい
- ソーシャルディスタンスを確保しやすい
といったメリットがあります。
ベンチタイプ
ベンチタイプは2〜3人掛け(2〜3シーター)のロビーチェアです。「ロビーベンチ」とも呼ばれます。
ベンチタイプは
- 座面のみのロビーベンチ
- 座面+背もたれ付きのロビーベンチ
- 座面+背もたれ・肘掛け付きのロビーベンチ
から選ぶことができます。
ベンチタイプであれば
- 2〜3人のグループ客に一緒に座って守られる
- ロビーの面積を効率よく使える
- 赤ちゃんを連れていれば、少し寝かせられる
などのメリットがあります。
ロビーチェアの賢い選び方|注目したい3つのポイント
下記の3つのポイントに注目するとロビーチェア選びは簡単になります。
- ポイント①:クッション性
- ポイント②:張り地の素材
- ポイント③:カラー
ポイント①:クッション性
ロビーチェアのクッション性は、お客さまがどのくらいの時間座ることになるかを想定して選びます。
クッション性がよければ、座っている時間が長くても疲れにくくなります。
ただし、クッション性がなくても、短い時間着席するだけであればお客さまが座り心地の悪さを感じることは少ないでしょう。
ポイント②:張り地の素材
ロビーチェアは毎日多くの人が利用する椅子です。摩擦に強く十分な耐久性のある張り地を選びましょう。
座って飲食することも想定されるなら、張り地の掃除のしやすさもロビーチェア選びの重要なポイントになります。
ポイント③:カラー
ロビーチェアのカラーは施設の雰囲気や目的に調和するものを選びましょう。
たとえば、下記のようなカラーごとのイメージをロビーチェア選びにも応用できるかもしれません。
- 病院施設…生命力や癒しをイメージさせる「グリーン系」
- ショールーム…信頼や知性などをイメージさせる「ブルー系」
- 美容室…幸福や光をイメージさせる「イエロー系」
ロビーチェアのカラーやデザインを選ぶとき、固定観念にとらわれる必要はありません。
たとえば、病院の待合室をホテルやカフェを思わせるインテリアデザインとするのも一つの良いアイデアです。
ロビーチェアに座るお客さまに、どんな気分で過ごしてほしいかをイメージすると、最適なロビーチェアの選択肢が見えてきます。
病院・クリニックにおすすめのロビーチェア5選|待合室でもリラックスしやすい
病院・クリニックなどのロビーチェアは、不安を和らげるようなデザインのロビーチェアが適しています。
不意に待ち時間が長くなる場合にもリラックスしていられる座り心地も備えていると良いでしょう。
1人掛け(1シーター)のロビーチェアおすすめ2選
病院・クリニックなどでは、1人で来院する人も不安を感じないような親しみやすいデザインで座り心地の良いロビーチェアを選びましょう。
おすすめの1人掛けのロビーチェアには下記のようなものがあります。
C401-1|可愛らしいフォルムのチェア
座る人を包み込むような丸みを帯びたロビーチェアです。
クッション性が極めて高く、長い時間座っていても疲れにくくなっています。
生き物のような有機的な曲線からは優しさや気遣いのイメージが感じられます。
C334|無垢材をあしらったハイバックチェア
頭までゆったりと預けられる高い背もたれが特徴のロビーチェアです。
十分な厚みをもつ座面・背もたれに対し細めの脚部が軽やかな印象を与えます。
2人掛け(2シーター)のロビーチェアおすすめ1選
病院・クリニックなどでは、来院する患者と付き添い人が一緒に座れるよう2人掛けのソファ席も用意するのがおすすめです。
おすすめの2人掛けのロビーチェアには下記のようなものがあります。
C459-2|ダイナミックなフォルムのソファ
座面・背もたれに配された大型のクッションが特徴的な2シーターのソファです。
控えめに使用されたレッドオーク材のフレームが品の良さを引き立てています。
3人掛け(3シーター)のロビーチェアおすすめ2選
病院・クリニックなどでは、3人掛けのソファ席も用意しておけば、子供連れや大きな荷物を持って来院する人にも使いやすくなります。
おすすめの3人掛けのロビーチェアには下記のようなものがあります。
C426-3|異なる素材が調和するソファ
無垢材・スチール・ファブリックという硬度も質感も異なる素材が1つに調和するソファです。
肘掛けを廃し、3人がゆったりと気兼ねなく座っていられるデザインになっています。
C451-3|直線的でモダンなデザインのソファ
座面のフレームと脚部に使用されたビーチ材の美しい木目が目を引く3シーターのソファです。
直線的なデザインからは落ち着きと知性が感じられます。
幅は184cmとなっており、男性3人が並んで座っても十分に余裕を感じられるサイズ感になっています。
オフィス・ショールームにおすすめのロビーチェア5選|応接・商談等にも使いやすい
重要な商談が行われることのあるオフィス・ショールームなどのロビーチェアでは、特に品質への配慮が必要となります。
客としてもてなされると実感できるようなロビーチェアを選びましょう。
1人掛け(1シーター)のロビーチェアおすすめ2選
オフィス・ショールームなどでは、1人で来店する人も肩身の狭さを感じないよう、快適な座り心地で、品位あるデザインのロビーチェアを選びましょう。
おすすめの1人掛けのロビーチェアには下記のようなものがあります。
S101|エレガントなフォルムのチェア
人間の身体のサイズや形状にピッタリ合う、高度な座り心地を味わえるチェアです。
背もたれと肘掛けが連続する、エレガントなフォルムが特徴となっています。
独特のフォルムに加え、座面の硬質モールドウレタンによるクッション性も、座り心地を引き立てます。
W008|和を感じさせるチェア
足元から上部へ伸びる格子状のフレームが特徴的なチェアです。
この格子状の構造は京町家の開口部に見られる縦格子に着想を得ており、日本的な雰囲気を感じさせるデザインとなっています。
外国からの来客が多いオフィスの応接室などにおきたい逸品です。
2人掛け(2シーター)のロビーチェアおすすめ2選
オフィス・ショールームなどを2人連れで来店する人が同席できるよう2人掛けのソファ席も用意しておきましょう。
おすすめの2人掛けのロビーチェアには下記のようなものがあります。
C411-2|クラシックな本革ソファ
映画のセットにも使えそうな重厚感のある2人掛けのソファです。
本革を鋲打ちした躯体からは、英国のクラシカルな風格が感じられます。
重要な来客をもてなすVIPルームなど、特別な場所におきたいソファです。
C431-2|ダブルクッションのソファ
座面・背もたれ双方に二重構造のクッションを採用したソファです。
この構造により、浮遊感を感じるような快適な座り心地を実現しました。
重厚感のある肘掛けと大胆ながら品のあるレリーフも大きな特徴となっています。
3人掛け(3シーター)のロビーチェアおすすめ1選
オフィス・ショールームなどでは、2〜3人で来店する人も長時間ストレスを感じないよう、スペースに余裕のある3人掛けのソファ席も用意しておくのがおすすめです。
おすすめの3人掛けのロビーチェアには下記のようなものがあります。
F010-3|ハイバックのソファ
背もたれから肘掛けに向けての流れるようなラインが印象的な3人掛けのソファーです。
パブリックな空間では、ハイバックは一種のパーティションとしても機能します。そのため、人通りが多めのロビーでも、落ち着きを感じやすいデザインになっています。
サロン・美容室におすすめのロビーチェア5選|長めの待ち時間でも疲れにくい
サロン・美容室などでは、1人で来店する人も周囲を気にせずリラックスして過ごせるロビーチェアを選びましょう。
おすすめの1人掛けのロビーチェアには下記のようなものがあります。
1人掛け(1シーター)のロビーチェアおすすめ1選
サロン・美容室などにおすすめの1人掛けのロビーチェアには下記のようなものがあります。
C278|ユニークなフォルムのチェア
円形の座面とそれに沿ってカーブする肘掛けが特徴的なチェアです。
背もたれは低めですが、分厚い座面には十分なクッション性があります。
場所を取らないサイズ感で、待合室の面積が限られた店舗などにも向いています。
2人掛け(2シーター)のロビーチェアおすすめ2選
サロン・美容室などでは、友人と2人連れで来店する人のために2人掛けのソファ席も用意しておけば、多くの人に取って過ごしやすくなります。
おすすめの2人掛けのロビーチェアには下記のようなものがあります。
C415-2|木目とファブリックがポップなソファ
オーク材の突き板と無垢材を使用し、広い面積に木目の美しさを配したソファです。
座面の布地の面積も広く取った、ポップさを感じさせるデザインとなっています。
カフェ風インテリアのサロンであれば、このようなソファが活躍するでしょう。
C421-2|現代風アレンジのチェスターフィールドソファ
19世紀半ばごろから繁栄した、英国のヴィクトリア王朝時代のスタイルをルーツにもつソファです。
英国伝統のタイムレスなフォルムを現代風にすっきりとしたアレンジでリデザインしました。
美容院やサロンのインテリアの主役にもなるインパクトのあるソファです。
3人掛け(3シーター)のロビーチェアおすすめ2選
サロン・美容室などでは、子供連れで利用する人などの過ごしやすさも考慮し、3人崖のソファ席を用意しておくのもおすすめです。
におすすめの3人掛けのロビーチェアには下記のようなものがあります。
C447-3|レッドオークの木製フレームソファ
真っ直ぐに伸びる木目と赤みがかった木肌の美しさで人気のあるレッドオークをフレームに採用しました。
世代や性別を問わず、あらゆる人に好まれるフォルム・デザインのソファーです。
幅は189cmとかなり広めに設計されています。
C415-3|木目とファブリックがポップなソファ
オーク材の突き板・無垢材パネルの木目が美しいソファです。
ファブリックの面積が広く、選ぶ張り地のデザインによって印象も大きく変わります。
まとめ
ロビーチェアは病院やオフィス、サロンのロビーなどで待ち時間にもお客様にリラックスしてもらうために大切なインテリアです。
座り心地や張り地の素材、カラーなどに注目して選べば、最適なロビーチェアを見つけることができます。
- 最終更新
- 2023.07.26