おしゃれなラウンジチェアの導入事例20選|ホテルや複合施設におすすめ
ラウンジチェアはホテルや複合施設、空港などのインテリア空間の中核となる大切な要素です。
ラウンジはいわばパブリックな空間ですが、ラウンジチェアはそのようなパブリックな場所でも深くリラックスして過ごせるものを選ぶ必要があります。
この記事では、
- おしゃれなラウンジチェアの選び方
- おすすめのラウンジチェアと画像付き導入事例
をご紹介します。
ラウンジチェアとは?
「ラウンジ」は待ち合わせや社交のための場所です。
ラウンジチェアを「ゆったり座れる1人掛けの椅子」と説明する辞書もありますが、広い意味ではラウンジへの設置に適した椅子、となります。
ラウンジチェアで大切なのは、利用者がラウンジを快適にリラックスして活用できることです。
ラウンジチェアとしては、
- 背もたれ・肘掛けのついた1人掛けの椅子
- ソファタイプの椅子
- ベンチタイプの椅子
など、さまざまなタイプの椅子を活用することができます。
おしゃれなラウンジチェアの選び方|求められる機能を把握しておこう
ラウンジは利用者の多い空間であったり人通りが多い場所に面していたりと、リラックスするには不向きな空間であることも少なくありません。
そこで、利用者がより良質なくつろぎを感られるラウンジチェアを選ぶには、
- リラックスできるサイズであること
- 利用時間にあった形状であること
- ラウンジのインテリアにあったデザインであること
という3つのポイントに注目できます。
ポイント1:リラックスできるサイズであること
リラックスできる座り心地のために、ラウンジチェアは適切な寸法設計となっているものを選びます。
下記の条件を満たしているラウンジチェアであれば、長時間でもくつろぎやすくなります。
- 座面高さ36〜44cm程度
- 座面の奥行き50〜60cm程度
- 座面幅50〜60cm程度(2人掛けなら120cm以上、3人掛けなら180cm以上)
ラウンジチェアをテーブルとセットで配置するなら、テーブルと座面の差尺(高さ寸法の差)は25〜30cmとなるようにすれば、快適に利用できます。
ポイント2:利用時間に合った形状であること
下記の条件を満たした椅子は、長時間でもリラックスして座っていることができます。
- 座面に底付き感を感じない十分なクッション性があること
- 体圧を分散する形状になっていること
底付き感とは、クッションが沈み切った後に感じられる固い感触のことです。クッションの弾力が乏しく底付き感がある椅子に長い時間座っていると、お尻や腰に痛みを感じやすくなります。
耐圧とは椅子に座っている時に体感する圧力のことです。座面に加えて背もたれ・肘掛けなどで椅子と体が接する面積が広くなるほど、体圧は分散しやすくなります。
ラウンジチェアは、待ち合わせのためには短時間だけ利用されることも少なくありません。
その場合、深々と座れるクッション性の高さや肘掛け・背もたれのないベンチタイプの椅子もラウンジチェアとして活用することができるでしょう。
ポイント3:ラウンジのインテリアに合ったデザイン性があること
ホテルや複合施設には誰でも気軽に利用できるラウンジもありますが、ホテルでは宿泊客しか入れない場合もあります。空港などでは有料会員でなければ使用できないラウンジもあります。
それで、ラウンジチェアのデザイン性を考える時には下記の2つが大切な判断基準となります。
- もてなされていると感じられること
- ラウンジの外では味わえない過ごし方ができること
このような高い基準をクリアするには、
- 本革や無垢など、本物志向な素材を使用しているものを選ぶ
- 伝統的なデザインの椅子を、現代風にリデザイン・アレンジしたものを選ぶ
- 座る人のプライバシーなど、心理効果にも配慮されたデザインのものを選ぶ
などの方法があります。
座り心地だけでなく、ラウンジ全体の特別感を演出する、高品質なデザインのラウンジチェアを選びましょう。
おしゃれなラウンジチェアのタイプ別導入事例20選|ホテルや複合施設におすすめ
ホテルや複合施設のラウンジチェアを賢く選べば、多くの人が快適にリラックスして利用してもられる特別な空間になります。
ラウンジで長く過ごすにせよ短い時間の待ち合わせに使うにせよ、ラウンジにマッチする椅子は、
- ソファタイプ
- ベンチタイプ
- ハイバックタイプ
- 1人掛けタイプ
など、さまざまなタイプから選ぶことができます。
おすすめのラウンジチェアを、下記にタイプ別に導入事例付きでご紹介します。
ソファタイプのおしゃれなラウンジチェアおすすめ5選
複数名でゆったりくつろいだり談笑しながら過ごすラウンジには、ソファタイプのラウンジチェアがおすすめです。
ソファタイプのおすすめラウンジチェアには下記のようなものがあります。
C459-2|長時間座っても疲れにくいラウンジチェア
C459の大きな特徴は座面と背もたれに配された厚みのあるクッション。さらに、座面には十分な奥行きがあるため深々と座ることができます。
包み込むような座り心地で、長時間座っていても疲れを感じにくいデザインとなっています。
多くの人に長くゆったり過ごしてほしいラウンジにぴったりの一品です。
C451-2|短時間でも気軽・快適に座れるラウンジチェア
C451は肘掛けのないすっきりしたデザインが特徴。ちょっとだけ腰掛けたい人も長めに座っていたい人も快適に利用できる十分なクッション性があります。
C451は同シリーズのベンチやローテーブルと合わせて、バラエティのあるコーディネートにすることも可能です。
C411-2|リッチな座り心地の本革張りラウンジチェア
C411は本革を惜しまず使用した、重厚な個性を持つラウンジチェアです。
本革を鋲打ちで張り、ボタン締めしたこのようなスタイルは「チェスターフィールド」と呼ばれ、英国の伝統的なインテリアスタイルの一つです。
伝統や品格を重んじるビンテージなスタイルのインテリアによく映えるラウンジチェアです。
C438-2|カップルやファミリーにおすすめの可愛いラウンジチェア
C438は十分に厚みのある座面と、格子状の背もたれが目を引くネオ・クラシックなラウンジチェアです。
脚部に施された、轆轤(ろくろ)加工のさりげないレリーフもおしゃれなアクセントになっています。
幅広い年代層に好まれる優しいデザインに加え、肘掛けがなくアプローチしやすい形状で、気軽に座れるラウンジチェアになっています。
F010-2|流れるようなフォルムのラウンジチェア
高めの背もたれから肘掛けに向けての流線的なフォルムが特徴のラウンジチェアです。
静かで品位ある、エレガントな空間によく映えるデザインになっています。
ベンチタイプのおしゃれなラウンジチェアおすすめ5選
ラウンジには長く過ごすタイプの利用客だけでなく、短時間だけ座りたい人、ちょっと待ち合わせするだけの人などもいるかもしれません。
そのような人でも座りやすい椅子としてはベンチタイプのラウンジチェアがおすすめです。
ベンチタイプのおすすめラウンジチェアには下記のようなものがあります。
C428|どこにでも置きたくなるシンプルなラウンジチェア
C428は細身のスチール製のフレームが印象的なベンチタイプのラウンジチェア。
スチール部分に採用されている黒皮風塗装により、金属のシャープでクールな質感を生かしつつ、温かみのあるテクスチャー感に仕上がっています。
軽量ながらクッション性の厚みも十分あり、使い勝手の良いベンチタイプのラウンジチェアです。
C441B|組み合わせが面白さを生むクラシックなラウンジチェア
C441は轆轤(ろくろ)加工された脚部と座面の絞りによってクラシックなデザインとなっています。
コシを残した程よく柔らかな座り心地で、あらゆるシーンにマッチする使用感を提供します。
C441のシリーズは、座面が長方形タイプ・扇型タイプ・1/4円タイプの3種類、さらにそれぞれに背もたれあり・なしの2パターンが用意されています。
それぞれを組み合わせることで、ラウンジチェアの配置パターンに面白さが生まれる一品です。
C415-2|木目と張り地の組み合わせがポップなラウンジチェア
正面からは張り地のデザイン、サイドビューではオーク材の突き板と無垢材のパネルが際立つ、ナチュラルな印象のラウンジチェアです。
世代や性別を問わず幅広く愛されるポップなデザインはあらゆるインテリア空間に溶け込みます。
座面・背もたれの厚みのあるクッションのおかげで、長い時間座っていても疲れを感じません。
C423-2|オーソドックスながら高い質感のラウンジチェア
C423の木製フレームに長方形のクッションを配置した、シンプルでオーソドックスなラウンジチェアです。
シンプルでオーソドックスなものほど、素材の質感が重要になりますが、フレームに使用された無垢オーク材の美しい木目と肌触りで、木の温もりが伝わってくるラウンジチェアとなっています。
グリーンインテリアを豊富に配置したラウンジに合わせてコーディネートしたい一品です。
F011-2|カラフルなクッションが可愛いラウンジチェア
F011はメッキクロームの脚部に、背もたれと一体化した座面が乗ったシンプルなデザインのラウンジチェアです。
付属する4つのクッションはそれぞれ色が異なり、楽しさや可愛らしさを感じられるインテリア空間によく映えます。
ハイバックタイプのおしゃれなラウンジチェアおすすめ5選
ハイバックチェアとは、頭まで預けられる高い背もたれをもつ椅子のことです。
ハイバックチェアの背もたれのメリットは深いリラックスを感じられる座り心地だけではありません。高い背もたれはパーティションのように作用し、人通りの多い空間でも心理的な安心感を感じられやすくなります。
ハイバックタイプののおすすめラウンジチェアには下記のようなものがあります。
C334|ファーストクラスのような座り心地のラウンジチェア
C334サイドパネルとアームに用いられたオーク材とファブリックの組み合わせが北欧デザインを感じさせるラウンジチェアです。
背もたれ部分と座面にはふっくらとしたクッションが用いられていて、体全体を包み込むファーストクラスか高級車のシートのような座り心地を提供してくれます。
美しい庭園に面したラウンジや、高所で眺望が優れたラウンジなど、景観をゆっくり楽しめる場所に置きたい一品です。
C424-1|騒がしさから離れられるラウンジチェア
C424は玉座のような高貴さをイメージさせるフォルムのラウンジチェアです。
このようなタイプの椅子は、背もたれの両サイドに体を守るように張り出した部分が羽のようであることから「ウィングバックチェア」と呼ばれます。
少し騒がしいような場所でも静けさや安心感を感じやすいデザインとなっています。
S005-1|プライベートを守るラウンジチェア
C005は、背中・頭部を覆うようにカーブしながら広がる大型の背もたれが大きな特徴となっています。
このデザインは18世紀に登場した「ウィングバックチェア」を現代風にリデザインしたもの。
ウィングバックチェアの大型の背もたれは当初、暖炉の熱避けを目的としたものでしたが、現代では利用者のプライバシーを包み込むように守ってくれます。
W071|高級・高品質なインテリア空間に映えるラウンジチェア
W071は王道的でクラシックなロビーチェアのフォルムを、モダンにアレンジしました。
老舗ホテルのような伝統・歴史を感じさせる場所からシンプルモダンな場所まで、ざまざまなインテリア空間でよく映えるデザインとなっています。
大切なお客様としてもてなされている感覚を味わえる座り心地のラウンジチェアです。
W008|和の風格を感じるラウンジチェア
W008は足元から上部へ伸びる格子状のフレームが特徴的なチェアです。
座面を囲うように配置された格子状の構造は京町家の開口部に見られる縦格子に着想を得ており、日本的な雰囲気を感じさせるデザインとなっています。
インバウンド客が多く利用するラウンジなどに置いて、和の心意気を感じてほしい一品です。
カフェのような雰囲気のおしゃれな1人掛けラウンジチェアおすすめ5選
旅にせよビジネスにせよ、1人で行動する人も多くいます。
ラウンジにはたとえ1人でも安心感やくつろぎを感じてもらえるようおしゃれな1人掛けのラウンジチェアも用意しておきましょう。
1人掛けタイプのおすすめラウンジチェアには下記のようなものがあります。
C309B|シェルチェアタイプのラウンジチェア
C309Bは座面から背もたれ、肘掛けの全てが一体化したシェルチェアタイプのラウンジチェアです。
体のラインに沿うように設計された優しいカーブを描くフォルムで、小型ながら安定感と安心感が感じられる座り心地になっています。
クラシックさとミッドセンチュリーのデザイン性を併せ持ち、モダンなインテリア空間によく似合います。
C332|“ちょっと座りたい”にちょうど良い小型ラウンジチェア
C332は低めの背もたれのコンパクトさが印象的なラウンジチェアです。
モールドウレタンフォームの特性を活かした座面は、見た目には薄いですが十分なクッション性と座り心地を有しています。
ちょっとしたコーヒー休憩や待ち合わせなど、幅広い用途にフィットする一品です。
C301A|チューリップチェアタイプのラウンジチェア
C301Aは花弁を逆さにしたような一本足を特徴とする「チューリップチェア」のようなフォルムを持つラウンジチェア。チューリップチェアのデザインはアメリカのミッドセンチュリーと北欧デザイン双方の流れを汲んでいます。
一本足でも安定性は十分で、インテリア空間の足元は軽やかな印象となります。
C259|軽妙な本革張りラウンジチェア
C259は美しい発色のしなやかな本革が目を引くラウンジチェアです。
全面本革張りながら、重厚になりすぎないよう配慮されたデザインで、どんなインテリア空間にも溶け込む軽妙な印象に仕上がっています。
C278|存在感はあるがコンパクトな置けるラウンジチェア
C278は低めの背もたれと好対照な分厚い座面のクッションが特徴のラウンジチェアです。
画像では大型に見えるかもしれませんが、コンパクトな寸法設計となっているため、広さにあまり余裕のない空間でも無理なく配置しやすい一品となっています。
まとめ
ラウンジチェアはホテルや複合施設、空港などでの待ち時間や交流のための時間をリラックスして過ごしてもらうための大切なインテリアです。
ラウンジチェアには、深くリラックスでき、客としてもてなされていると感じられるものを選びましょう。
サイズや形状、機能性、デザインに注目すれば、ラウンジのインテリア空間に最適なラウンジチェアを見つけることができます。
- 最終更新
- 2023.09.08