ナチュラルインテリアの取り入れ方のポイントは?おすすめアイテムも紹介
どの空間にも馴染むナチュラルテイストのインテリアは、安心感の高い空間を創る上で非常に重宝します。
取り入れやすいというメリットがある一方、画一的になってしまいオリジナリティを出しづらいと感じてしまうかもしれません。
この記事ではナチュラルインテリアに関して以下のことをご紹介します。
- ナチュラルインテリアの特徴
- ナチュラルインテリアを取り入れる際のポイント
- ナチュラルインテリアのおすすめのアイテム
ナチュラルテイストを上手に空間に馴染ませるポイントを知り、個人宅からカフェなどの店舗用まで、様々な空間創りに役立てることができます。
ナチュラルインテリアとは
ナチュラルインテリアは木の質感を感じられる家具、素材感のある自然素材の生地をカーテンなどに取り入れたインテリアスタイルのことです。
アイテム問わず、素材から感じられる温もり・やさしさを通して心地よい空間を演出します。
シンプルで主張しすぎず、どんな空間でも馴染む汎用性の高さもナチュラルインテリアの魅力といえます。
ナチュラルインテリアの2つの特徴
ナチュラルインテリアには主に以下の2つの特徴があります。
温もりを感じられるリラックス空間
ナチュラルインテリアの最大の特徴は木や生地の「素材感」です。
インテリアの中心となる木製家具から伝わる質感だけでなく、自然を感じられる観葉植物・コットン・リネンなど天然素材のカーテンやクッションカバーなどを活用することで、リラックスできる空間を演出します。
安心感を感じられ、リフレッシュ効果も期待できる空間になるでしょう。
すっきりとしたシンプルな空間
個人宅・カフェなどで使用する乱雑に見えがちな小物を収納などで隠すなど、すっきりと整った空間創りはナチュラルインテリアテイストにおいて非常に重要です。
壁紙など空間のベースとなる箇所を白など無彩色でまとめ、装飾が少なく飽きのこないシンプルなデザインのインテリアと合わせると、温かみを感じつつすっきり無駄のない空間になります。
空間全体のアイテムを減らしシンプルさを追求することで、長く過ごしても居心地のよさが持続するスペースにできるのです。
インテリアにナチュラルテイストを取り入れる4つのポイント
インテリアにナチュラルテイストを取り入れるにはどうしたらよいのでしょうか?
以下の4つのポイントをご紹介します。
- インテリアにアースカラーを取り入れる
- 木の素材にこだわる
- 観葉植物・雑貨を取り入れる
- 天然素材の生地にこだわる
1.インテリアにアースカラーを取り入れる
アースカラーとはグリーン・ブラウン・ベージュ・カーキ・ブルーといった、木・砂・大地・海・植物など地球上にある自然をイメージした色のことをいいます。
アースカラーは木の質感・木目との相性も良く、両方をインテリアに取り入れると統一感だけでなく「ナチュラル感」を高められます。
壁紙などに無彩色の白を加え、アースカラーと木でインテリアを創り上げることで「ナチュラル感」の高い調和した空間になるでしょう。
2.木の素材にこだわる
空間に設置する家具・床板などの樹種選びは、ナチュラルインテリア空間を創る上でもっとも重要な要素といえます。
インテリア全体の樹種・色味・表面仕上げなどを合わせることでナチュラルインテリアの完成度を高められます。
天然木の床材にメラミン製の家具を合わせてもナチュラルインテリア空間にはなりません。木目の出方・色味がまったく違う家具を並べても少し違和感を感じてしまうでしょう。
空間の家具・什器などで使う木材の種類・仕上げを合わせることをおすすめします。樹種を統一できない場合はビーチ・オークなど他と合わせやすい家具などを1つ取り入れると統一感・温もりを感じられる優しいナチュラルインテリア空間になります。
空間のベースを創っておくと、北欧風・南仏風といったクライアントのニーズに即したアレンジを加えても調和を保てます。
3.観葉植物・雑貨を取り入れる
空間全体をシンプルにまとめることがナチュラルインテリアのポイントであることを解説しましたが、必要最低限の小物を取り入れコーディネートすると、空間創りをワンランクアップさせられます。
家具・カーテンなどと同じ素材の雑貨を取り入れると空間に調和と彩りをもたらします。一方雑貨に差し色を入れたり異素材のアイテムを取り入れたりすることで、オリジナリティ・遊び心のあるスペースの演出が可能です。
観葉植物などは空間全体を華やかにするだけでなく、落ち着いた雰囲気を醸しだすのに有効なアイテムといえます。
観葉植物・雑貨を上手に取り入れることはナチュラルインテリアの完成度を上げ、より安心感・温もりをもたらすのです。
4.天然素材の生地にこだわる
カーテン・クッションカバー・ラグなどのアイテムにコットン・リネンといった天然素材の生地を用いると、ナチュラルインテリアのテイストとの相性がよさが際立ちます。
商業施設などメンテナンスの頻度に限りがある場合は、天然素材の生地と同様の風合いを持つ化学繊維(ポリエステルなど)の生地アイテムを取り入れるのも一案です。
家具で統一感を持たせつつ生地アイテムでメリハリを持たせると、温かみがありつつ遊び心がある空間になります。
ナチュラルインテリアのおすすめアイテム5選
●NINA(ニーナ)C254
●LATTI(ラッチ)C282B
●Botanic Hanging Light / LC038
(ボタニックハンギングライト)
●LOTTI(ロッティ)C415-2
●CHILL(チル)C446-1
ナチュラルインテリアのまとめ
木を多用したインテリアにデザイン性の高い雑貨を加え北欧風にアレンジするなど、ナチュラルインテリアはそのベースとなるテイストといっても過言ではありません。
ナチュラルインテリアでもっとも重要なことは「落ち着き・温もりが感じられる優しい空間か」ということです。
シンプルさを心がけポイントを抑えつつ空間に取り入れることで、場所を問わず居心地のよいナチュラルインテリア空間創りが可能になります。
- 最終更新
- 2023.04.30