失敗しないのオフィステーブル選び方!確認するべきポイントは?
普段の業務はもちろん、会議やちょっとした打ち合わせ、休憩スペースとしても活躍するオフィス向けのテーブル。
ただ、オフィスに導入するテーブルは従業員の作業効率にも影響を及ぼす可能性があるため、慎重に選ぶようにしなくてはいけません。
この記事では、オフィスに導入するテーブルの選び方について紹介していきます。
具体的な選び方についてはもちろん、テーブル選びで失敗しないために事前に確認しておきたいポイントやおすすめの製品なども紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。
オフィス用のテーブルを選ぶ前に確認しておきたい3つのポイント
オフィス用のテーブルを選ぶ上で事前に確認しておきたいのが、
テーブルの種類や形状
テーブルの使用用途や使用人数
テーブルに備わっていてほしい機能
の、3点です。
それぞれのポイントについて詳しく解説していきます。
テーブルの種類や形状
オフィスに導入するテーブルを検討する上でまず確認しておきたいのが、テーブルの種類と形状について。
ひとくちに「オフィス用のテーブル」と言ってもその種類や形状はさまざまで、それぞれ特徴が異なります。
代表的なオフィス用のテーブルの種類と特徴は以下のとおりです。
テーブルの種類 | 概要・特徴 |
常設テーブル | 打ち合わせや商談、会議、来客対応などありとあらゆるシーンで利用できるテーブル サイズ展開も豊富 |
折りたたみテーブル | 脚部を折りたたんでコンパクトにできるテーブル 研修やイベントなどに活用しやすい |
スタッキングテーブル | 天板を垂直に跳ね上げてコンパクトにできるテーブル 脚にキャスターが付いているので、移動しやすい |
ハイテーブル | 高さが1,000mm前後あるテーブル 長時間のデスクワークで懸念されるリスクを軽減するということで注目されているテーブル |
また、代表的な形状としては、以下の6つがあげられます。
形状 | 概要・特徴 | |
天板 | 長方形 | 定番の形状 クセがなくどんなオフィスにもマッチしやすく使いやすい |
楕円形 | 柔らかい印象をあたえる形状 長方形のテーブルに比べると若干作業スペースが狭くなる |
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正方形 | 休憩室などに用いられやすい形状のテーブル サイズが大きくなると中央部分がデッドスペースになりやすいので、業務用としては不向き |
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円形 | 正方形のテーブル同様、休憩室などに用いられやすい形状のテーブル 正方形のテーブルと同じ理由から業務用としては不向き |
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脚 | 4本脚 | 定番の脚の形状でクセのないデザイン T字脚のテーブルとは異なり、短辺部分にもイスを入れ、テーブルを囲む形で使用できる |
T字脚 | アルファベットのTを逆にしたような構造の脚2本で天板を支えるタイプのテーブル 4本脚のテーブルよりもスッキリとした印象をあたえる形状 |
テーブルの使用用途や使用人数
オフィスに導入するテーブルを選ぶ際は、テーブルの使用用途と使用人数を明確にしておくことも大切です。
従業員が普段の業務をおこなうための場所としてテーブルを導入するのであれば常設テーブルが最適だと言えますが、研修やイベントなどで使用するのであれば、使わないときはコンパクトに収納しておける折りたたみテーブルやスタッキングテーブルの方が向いていると言えます。
また、テーブルのサイズを決める際は使用人数が重要な指標になるので、何人で使用するかについても想定しておくようにしましょう。
テーブルに備わっていてほしい機能
オフィス向けのテーブルの中には、シンプルなものもあれば、
- コンパクトに折り畳める
- 配線を天板の裏などから通せるようになっている
- コンセントが備わっている
など、機能性の高いものもあります。
先述したとおり、社内で研修をおこなうときに使用する目的でテーブルを導入するのであれば、使用頻度はそれほど高くないので、コンパクトに折り畳めて保管できるタイプのテーブルを選ぶべきです。
また、ケーブル収納が備わっているテーブルであればケーブル類のゴチャつきを抑えてスッキリ見せることができますし、コンセントがついているテーブルであればわざわざコンセントを確保したり遠くから電源を引っ張ってきたりする必要がなくなります。
他にも昇降機能が備わっているものやキャスターが付いていて簡単に移動できるものなどさまざまな機能付きテーブルがあるので、事前にほしい機能をリストアップしておいて、実際に製品を選ぶ際はそれらの機能が備わっているかどうかに注目しながら選ぶようにしましょう。
オフィス用のテーブルの選び方
ここからは、先ほど紹介した事前に確認しておくべきポイントを踏まえつつ、オフィス用のテーブルの具体的な選び方について解説していきます。
オフィスに導入するテーブルを選ぶ上でのチェックポイントとなるのは、
- サイズ
- 高さ
- デザイン
の、3点です。
それぞれ詳しくみていきましょう。
テーブルのサイズ
一般的に一人あたりの作業スペースは600mmを目安に考えるべきだとされています。
600mm以下になると狭く感じてストレスになりますし、作業効率が低下してしまう可能性もあるので、600mmは確保するようにしましょう。
一人あたりの作業スペースを600mm確保すると想定した場合のテーブルの横幅と使用人数の目安は以下のとおりです。
テーブルの横幅 | 使用人数の目安(対面での使用時) |
1200〜1500mm | 4人 |
1800〜2100mm | 6人 |
2400〜2700mm | 8人 |
3000〜3300mm | 10人 |
また、奥行きについては最低でも400mm、ゆったり作業できる環境を整えたい場合は500〜600mmほどを目安にするようにしてください。
テーブルの高さ
より快適な環境で作業するためにはテーブルの高さも意識して選ぶようにしなくてはいけません。
JOIFA(日本オフィス家具協会)は、日本人に最も適しているテーブルの高さとして720mmを推奨しています。
必ずしも720mmにこだわる必要はありませんが、700〜720mmの製品を選ぶようにすれば失敗することはないでしょう。
また、最近は高さを調整できる昇降デスクを導入する企業も増えてきているので、昇降デスクの導入も検討してみてください。
テーブルのデザイン
オフィスにテーブルを導入する場合、テーブルのデザインも意識しなくてはいけません。
テーブルに用いられている天板の素材や天板と脚の組み合わせなどによって空間の印象が大きく異なるため、テーブルのデザインや用いられている素材についても意識しながら選ぶ必要があるわけです。
古材や無垢材が用いられている木製のテーブルは空間に柔らかい印象をあたえてくれるので、そういったイメージを取り入れたいのであれば木製のテーブルを導入するのがおすすめです。
一方、柔らかい雰囲気よりも洗練されたイメージを取り入れたいときは、無骨ながらスタイリッシュに見せてくれるスチール製の脚を用いたテーブルがおすすめだと言えます。
また、壁紙や床材などの内装素材との相性も意識しなくてはいけないのはもちろん、すでに導入されている家具のテイストも意識しなくてはいけません。
すでに導入している家具のテイストと異なるものを選んでしまうと、どうしてもチグハグした印象のオフィスになってしまいかねませんので注意しましょう。
オフィスにおすすめのテーブル5選
オフィスにおすすめのテーブルを5つ厳選して紹介していきます。
●CT50
建築資材としての役割を終えた杉の古材を再利用した環境に優しいテーブルです。
幅は3000mm、奥行きは1200mmまでのカスタムオーダーに対応しています。
また、オプションで配線ボックスを設置することも可能です。
●CT51
先ほど紹介したCT50と脚のデザインが異なるオフィス向けのテーブルです。
フリーアドレスやミーティングスペースに人気の製品で、こちらもオプションで配線ボックスを取り入れられる仕様になっています。
●CT30
配線ボックスの設置オプションが用意されていないタイプのテーブルで、休憩スペースなどへの導入に向いています。
●CT53
木の天板とスチールの組み合わせが印象的な大型テーブルです。
インダストリアルな雰囲気のインテリアにマッチします。
●CT31
CT30と脚の形状が異なる大型のテーブルです。
脚が天板の内側に入り込んでいる箱脚タイプの製品なので、短辺部分に座って使用することもできます。
オフィスに導入するテーブルの選び方についてのまとめ
オフィス向けのテーブルは種類が豊富な分、最適なものを選ぶのが大変です。
実際、テーブル選びで失敗してしまう事例も少なくありません。
オフィスに導入するテーブルを選ぶ際は、まずテーブルの種類や形状について把握し、
-
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- 使用用途
- 使用人数
- 備わっていてほしい機能
-
などを明確にしましょう。
それらを明確にした上で、
-
-
- サイズ
- 高さ
- デザイン
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などのポイントを意識しながら選ぶようにすれば、オフィスに最適なテーブルを導入できるようになるはずです。
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- 最終更新
- 2023.04.30