テーブル脚の代表的な種類と特徴を解説!選び方のポイントも紹介
ダイニングテーブルをはじめテーブルを購入する際は、天板の形や大きさ、素材、色などに目がいきがちですが、忘れてはならないのがテーブルの「脚」です。
テーブルの脚にはさまざまな種類があり、形状によってデザイン性が大きく異なるため、テーブルや部屋の印象を大きく左右します。
また取り付け位置や形状などによって、テーブルの使い勝手にも影響します。
デザイン性・使い勝手の両面に影響があるため、どのようなテーブル脚にするかは、テーブル選びにおいて重要なポイントです。
とはいえ「テーブルの脚なんてどれも同じでは?」と思われる方もいらっしゃるでしょう。
そこで今回は、テーブルの「脚」の代表的な種類や特徴を解説するとともに、選び方のポイントを紹介するので、テーブルの購入を検討されている方は ぜひ参考にしてみてください。
代表的なテーブル脚の種類と特徴
代表的なテーブル脚の種類は、大きく「スクエア」「Aライン」「Iライン」「角柱」の大きく4つに分けられます。
いずれも大きく形状が異なるため、テーブルの印象がガラッと変わります。部屋やインテリアとの親和性も異なるので、どのような種類と特徴があるのか把握しておきましょう。
スクエア
正方形の脚で、シンプルな見た目から、幅広いインテリアにマッチしやすいのが特徴です。
デザイン性の高さや汎用性の高さから、人気の高い脚の一つ。脚の幅によって、印象や安定感が異なります。
スクエア型の脚は天板や床との接地面が広いため、安定性抜群です。耐荷重・強度に優れるので、普段使いはもちろんですが、オフィスでの使用にも適しています。
またシンプルな見た目をしているので、スッキリとした空間にできます。加えて飽きにくいため、長く使い続けられるのもポイントです。
どのようなインテリアにも馴染むオールラウンダーなので、脚選びに迷った際に選べば、間違いありません。
Aライン
アルファベットのAのように、左右に開く形になっている脚。すっきりと洗練されたデザインが人気です。
スクエア型とは違って、短辺側にもスペースができるので、どの位置からでも足をぶつけることなく座れます。
例えばL字型のテーブルのように、複数の方向から座る場合に適しています。デザイン性はもちろんですが、利便性も高いタイプです。
シンプルなデザインが好きな場合や、複数方向から使用したい場合におすすめの脚です。
Iライン
学校の机や飲食店などでよく見かけるタイプの脚で、抜群の安定感を誇ります。
シンプルなデザインのため、どのようなスタイルのインテリアにも馴染みやすいのが特徴です。和モダンな部屋やナチュラルスタイルな部屋など、幅広い部屋にマッチします。
またモダンでありながら、どこか懐かしさを感じさせる流行りのレトロモダンなデザインでもあります。
ただし短辺側には座れないので、複数方向から座る場合には不向きです。
安定感の高いテーブルが欲しい場合や、部屋の模様替えが多い場合などは、安定感があり汎用性の高いIラインの脚がおすすめです。
角柱
ダイニングテーブルなど、多くのテーブルで採用される脚。四隅に取り付けるため、安定性に優れています。
短辺にも座りやすく、複数人でテーブルを囲みやすいのが特徴です。真っすぐな棒状のスラッとした脚のため、ホコリが溜まりにくく掃除しやすい面もあります。
普遍的なデザインのため、デザイン性を求める場合には少し物足りないかもしれません。
小さい子供がいる家庭など、安定性を優先するのであれば、角柱の脚がおすすめです。
テーブル脚の選び方で大事なポイント
テーブル脚を選ぶ上で「脚の本数を何本にするか」は、使い勝手を左右する大事なポイントです。
テーブルの脚の本数は一般的に3パターンで、それぞれ以下のような特徴があります。
- 4本脚:天板の四隅に脚があるため、安定感に優れる。出入りする際に、椅子を大きく引かないと、脚が邪魔で立ち上がれないのがデメリット。ベンチタイプの椅子の使用には向かない
- 2本脚:天板の左右に脚があるため、テーブルと椅子にスペースが空く。椅子を大きく動かさなくても立ち座りできるので、ベンチタイプの椅子や重い椅子でも使いやすい。ただし短辺には座りにくい
- 1本脚:天板の真ん中に脚があるため、席を追加しやすい。しかし脚が少ない分安定性で劣るため、クッションフロアやラグとの併用には向かない
このようにテーブルは脚の本数によって使い勝手が異なるので、一緒に使用する椅子やラグなど、家具との相性も考えて選ぶようにしましょう。
見た目だけで選ぶと、思わぬところで使いにくく感じるかもしれません。実際に使用するシーンをできるだけ具体的にイメージして、選んでみてください。
テーブルの脚はデザインと使い勝手で選ぶのが大切
テーブルは天板の大きさや形、色などで選びがちですが、脚も重要なポイントの一つです。
脚の形や本数によって、デザインや使い勝手は大きく左右されます。
テーブルは毎日使う家具なので「部屋の雰囲気やインテリアに馴染まない」「使いにくい」と後悔しないよう、慎重に選びましょう。
テーブルを置く部屋のインテリアや一緒に使用する家具との相性なども考えて、見た目・使い心地ともに良いテーブルを探してみてください。
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- 最終更新
- 2022.11.06