棚の種類は?特徴や選び方を知ってぴったりな収納家具を選ぼう
本やCD、食器、雑貨など、さまざまなアイテムを収納できる棚は、収納に欠かせない存在です。
とはいえシェルフやマガジンラックなど多種多様で、特徴や用途に違いがあるので「何を収納するか」によって適した棚が異なります。
例えば「漫画で足の踏み場がない」と「リビングを飾る収納でおしゃれにしたい」では、目的や用途が大きく異なるため、適した棚も異なります。
そこで棚の種類を紹介するとともに、特徴や選び方も合わせて紹介するので、収納棚をお探しの方はぜひ参考にしてみてください。
棚の主な種類4つの特徴!目的に合わせ使い分けよう
棚は大きく4つに分類できます。それぞれ特徴が異なるので、目的に合わせて使い分けるのが大切です。
特徴を解説するので、あなたにぴったりな棚を見つけてください。
シェルフ
扉のないものが多く、飾る収納に適した棚です。
サイズバリエーションが豊富なので、収納する物によって適したサイズが異なります。
例えばスピーカーやトースターなど家電製品を置くなら、ある程度の奥行が必要です。
対して雑貨のような小物をディスプレイするのであれば、あまり奥行のないスリムなシェルフの方が見栄えが良くなります。
またオープンシェルフと呼ばれる側面や背面の板がないタイプであれば、よりディスプレイしやすくなります。
飾る収納は「生活感を減らせる」ので、おしゃれなカフェや雑貨屋のような空間を演出することが可能です。
加えてオープンセルフは開放感があるため圧迫感が少なく、部屋の仕切りとしても使用できます。
中には伸縮機能や角度調整つきシェルフもあり、間取りや収納物のサイズに合わせて、レイアウトを変更できます。
飾る収納でおしゃれな空間を作りたい方に、おすすめの棚です。
本棚・マガジンラック
その名のとおり「本」の収納に特化した棚。本以外にも雑貨のような、小物を飾るのにも適しています。
文庫本と雑誌・カタログなどでは、本の大きさが全く異なるため、どのような本を収納したいかに合わせて棚板の高さを選びましょう。
中には棚板を動かせるタイプもあるので、収納する本が多岐にわたる場合や小物も収納したい場合など、収納物の大きさが異なる際にぴったりです。
また収納する本が多い場合は、回転式のマガジンラックや前後段違いになっている本棚を選ぶと省スペースになります。
本棚を買い足すとスペースの無駄になりかねないので、本の種類や量から必要なサイズをイメージしておきましょう。
薄型棚
部屋に圧迫感を出したくない場合は、薄型の棚がおすすめです。
棚はある程度の高さがあるため、どうしても圧迫感を生みがち。奥行が合わさると、より窮屈に感じるでしょう。
薄型の棚やウォールシェルフのような壁に取り付ける棚であれば、圧迫感を軽減できます。
一人暮らしや書斎など限られたスペースに棚を置く場合や、ゆとりのある空間にしたい場合は薄型棚がおすすめです。
キャビネット
箱型収納家具の総称で、引き出しや扉がついているものが多く、隠す収納に適した棚です。
バリエーション豊富でリビングやダイニング、寝室など、さまざまな部屋で使用できます。
戸棚や引き出しがついているキャビネットは、見られたくない小物やプライベートな物などの収納に適しています。ホコリや汚れがつきにくくなるのも、大きなメリットです。
また扉がガラス製のものであれば、飾る収納も可能。ディスプレイしたいが、ホコリが気になる場合にぴったりです。
ただしキャビネットは奥行と高さがあるので、圧迫感が出やすくなっています。置く部屋のスペースに合わせて、適切な大きさを選ぶ必要があります。
とはいえ小さ過ぎると収納しにくくなるので、収納したい物に合わせたサイズを選びましょう。
棚の失敗しない選び方!4つのポイント
収納スペースがないからと棚を購入したのに「棚に入りきらなかった」「大き過ぎて部屋が狭く感じる」となると、棚の購入を後悔してしまうでしょう。
部屋に適したサイズを選ぶ
棚を選ぶ際は部屋に合ったサイズを選ぶのが大切。具体的には棚の「高さ・幅・奥行」をチェックしましょう。
部屋の大きさから、どのくらいの収納棚なら置けるか確認します。大き過ぎたり奥行があり過ぎたりすると、圧迫感があり部屋が狭く感じるでしょう。
なるべく自分の腰から肩くらいの高さにすると、圧迫感を軽減できます。
また家具同士の奥行に差があると、見た目が悪く生活動線の邪魔です。新たに棚を購入する際は、既存家具の奥行も確認しておきましょう。
棚を選び際は問題なく部屋に置けるか、他の家具と比べ大き過ぎないか確認するのが大切です。
収納物に適したサイズを選ぶ
収納物の大きさに合わせて、棚のサイズを考えましょう。
棚は小さ過ぎると収納できず、大き過ぎるとスペースの無駄です。収納したいアイテムに合わせて、適切なサイズを選びましょう。
また収納物に合った高さ・幅の棚を選ぶと、棚と収納物のバランスがとれ見栄えが良くなります。
奥行も収納物に合わせると、収納物を取り出しやすくホコリが溜まりにくくなるので、使いやすくおすすめです。
収納できるか耐荷重をチェックする
収納物の重さに耐えられるかも、重要なチェックポイントです。
文庫本を収納するのと、アルバムを収納するのでは棚板にかかる重さが異なります。
一般的に木製棚は耐荷重10~20kgほどが多いので、収納物に耐えられるか確認しましょう。
部屋のインテリアに色・素材を合わせる
部屋のインテリアに色や素材を合わせると、統一感ある部屋になり洗練された印象になります。
色や素材に悩む場合は、部屋の中で多くの面積を占める床や壁、もしくは既にある家具の色・素材に合わせるのがおすすめです。
例えば白い壁なら、ホワイト系の家具で統一。既に使用している家具がダークブラウンなら、棚もダークブラウンに揃えます。
空間内で多くの面積を占める壁や床・既存家具に、色や素材を合わせると統一感あるおしゃれな部屋にできます。
あれば便利!棚が使いやすくなる収納グッズ
収納物に合った棚を選ぶと、便利で整った部屋にできます。しかし収納グッズがあれば、さらに便利に。あると助かる便利な収納グッズを紹介します。
カゴ・ケース
カゴやケースに小物を入れて、棚に置くと収納しやすくなります。
細かい物を直接棚に収納すると、取りづらかったりどこに置いたかわからなくなったりします。カゴやケースに分類してまとめれば、出し入れしやすくなり便利です。
届きにくい棚の上部など高い位置には、取っ手つきのケースやファイルボックスを使うと、取り出しやすくなります。
ブックエンド
スペースが空いたり、自立しない物を置く場合はブックエンドを活用しましょう。
文庫本やアルバムなどにはもちろん、カバンのような自立しにくい物を収納する際にも便利です。
デザインと機能性を兼ね備えた棚を選ぼう
ひと口に棚といっても種類はさまざまで、特徴や機能は大きく違います。収納する物の種類やサイズに合わせて、ぴったりな棚を選ぶとスッキリと収納できるだけではなく、見た目も綺麗になります。
また色や素材のようなデザイン面も大切。収納物をディスプレイする「飾る収納」をしても、棚自体が部屋にマッチしていないと本末転倒です。
棚を選ぶ際は、機能性とデザインを兼ね備えたものを選びましょう。
コラムに関連したおすすめ商品
- 最終更新
- 2022.11.21