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新ブランド「IZUMO」誕生。喜多俊之氏による新作デザインを初披露

「KINOSHITA」のものづくりの発祥の地でもある「歴史の里、出雲」からインスパイアを受けて、木造建築の歴史を思い起こさせる新ブランド「IZUMO」を2024年10月に発表いたします。プロダクトデザイナーの喜多俊之氏がデザインした木製椅子とテーブルを中心に、日本が培ってきた木の文化を世界へ発信いたします。また、東京ビックサイトで9月4日~6日に開催されるトータルインテリアの国際見本市「LIVING&DESIGN2024」にて椅子、テーブル、スツールを初めて展示いたします。

●木造建築の歴史を思い起こさせる新ブランド「IZUMO」とは?

木造建築の歴史を思い起こさせる新ブランド「IZUMO」が誕生しました。
歴史ある出雲は、日本文化の中心地であり、木造建築の原点のひとつとされています。
また、KINOSHITAのものづくりの発祥の地でもあります。
椅子を中心に親しまれるブランドとして、今、IZUMOオリジナルが世界市場に誕生します。
日本オリジナル家具ブランドが今後の国際化マーケットに必要と考え、オリジナルプロダクト、オリジナルデザインの必要性が重要となります。
この度、日本が培ってきた木の文化を世界に向けて発信するため、国際的に活躍するデザイナー、喜多俊之氏がデザインした木製椅子とオリジナルテーブルを中心に、新作を発表いたします。

●IZUMO / チェア

木造建築の歴史を思い起こさせる日本の椅子が誕生。人類が誕生してから数千年の間に、世界には数多くの椅子が存在してきました。生活の道具としての機能を持つものから始まり、人々は長い年月をかけて椅子と共に育まれてきたと言えます。木の国である日本では、豊富な木材を使い、神社仏閣をはじめとする調度品などがつくられてきました。日本オリジナルの椅子を追求する中で、大山の歴史ある木造建築の特性を生かした独特の構造美に着想を得ています。

●IZUMO / テーブル

針葉樹は、日本特有の風合いを持ち、古くから神社仏閣や多くの建築物に使用されてきました。木の文化を今日に伝えるだけでなく、未来に向けてさらに発展が期待されています。「IZUMO テーブル」の天板は、自然な木目を生かし、木材の内部まで色が浸透することで、木の素材感が残る新しい素材から生まれたオリジナルプロダクトです。天板のカラーリングは、空間の印象を一変させるほどのオリジナリティを発揮し、木目を生かした色合いでインテリアの演出の幅を広げます。
※天板:杉 脚・天板小口:オーク

●IZUMO / スツール

竹集成材に曲げ加工を施した3本脚と組み合わせて作られたこのスツールは、軽量でコンパクトな上、スタッキングも可能です。素材の特性を引き出し、シンプルな構造で成り立つ端正なデザインは、現代の生活空間にも自然に調和する実用性を備え、快適な座り心地を提供します。

●喜多俊之氏  プロフィール

1969年よりイタリアを始め世界を舞台にデザインの制作活動を始める。家具、家電、ロボット、家庭日用品に至るまでのデザインで、イタリアやドイツ、北欧、日本のメーカーから多くのヒット製品を生む。作品はニューヨーク近代美術館、パリ・ポンピドゥーセンター、ミュンヘン・ピナコテーク・デアモデルネなどのミュージアムに永久収蔵されている。シンガポール、タイ、中国においてデザイン活性化の政府顧問を務める。「上海国際博覧会 日本産業館」プロデュース、イタリア「黄金コンパス賞」国際審査員、「日本グッドデザイン賞」審査委員長(1995年、2004年?2006年)など、国内外のデザイン産業の要職を歴任。1968年より日本各地の伝統工芸・地場産業の活性化に携わる。

[ 受賞歴 ]
2011年 イタリア「ADI黄金コンパス賞(国際功労賞)」受賞
2017年 「イタリア共和国功労勲章イタリアの星コンメンダトーレ」受勲
2018年 特許庁より「知財功労賞」受賞
2024年 イタリア「ADI黄金コンパス賞」審査員長を務める
2025年 「大阪・関西万博」イタリアパビリオンのアンバサダーに就任

[ 新ブランド「IZUMO」への思い ]
今後のハイブランドに必要だと考えるデザインのオリジナリティーと品質向上に着目しました。

● 新ブランド「IZUMO」展示会場

トータルインテリアの国際見本市「LIVING&DESIGN2024」
会期:2024年9月4日(水)~6日(金) 10:00~18:00(最終日17:00まで)
会場:東京ビッグサイト西展示棟 西2-T14-12

[ LIVING&DESIGN2024 について ]
国際見本市LIVING&DESIGNは洗練された会場構成、出展ブースから商談スペースなどで、日本における次世代の住まいを提案します。トータルインテリア産業の活性化が始まった今、新しいデザインや新製品との出会い、交流の場としてLIVING&DESIGNを開催します。このたび、来場20万人もの規模を誇るギフトショーと同時開催することで、暮らしやコントラクトのインテリア産業として、相乗効果が見込まれる見本市として、さらにバージョンアップが期待されます。
LIVING&DESIGN総合プロデューサー 喜多 俊之氏